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ママは育児休暇につき世界を救わない  作者: はぴぴ
2章 ママは普通に暮らしたい
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47 生活改善

 そうだ、あいかのおむつ、ぱんぱんだ。漏れる寸前。慌てて尿を海底にぽいっ。これでおむつは新品。

 それで思い出したんだけど、自分も全然トイレに行ってなかった。水はたまに飲んでたんだけど…。と思ったら急に、もよおしてきた。

 …トイレは壺だった。この長い髪でこんな汚いところにしゃがむなんて、挑戦する気が起きなかったので、膀胱から海底に直接ぽいしてしまった…。美女はトイレにいかないって噂、小学校にあったでしょう。

 ゆうきは壺におしっこを入れるゲームを楽しんでいたようだ…。っだけど、いっぱい周りにこぼしてしまったし、もともと周りにこぼれまくってて、匂いに耐えられなかったから、こびりついた尿や汚れも、全部海底にぽいしちゃったよ。汚かったから掃除したということにしたら、コネットに猛烈に感謝された。


 お風呂なんてあるわけなかった。四人とも昨日から風呂に入ってないけど、皮膚も体内も私がこっそり汚物や雑菌除去してるからね。今日も同じだ。私たちだけ清潔なのはちょっと申し訳ない。けど他の人にやってあげていきなり綺麗になったらびっくりするよ。女の子は、分からない程度に、徐々に綺麗にしてあげてもいいか?たまには風呂に入りたいなあ。


 寝場所は、部屋に毛布を敷くだけ。これも汚いので、こっそり汚れとホコリと雑菌を海底にぽいっ。


 ふう。何一つこの世界の生活水準を受け入れられなかった…。


 そして、床につく。本当は、ストレージの中の屋敷を探検したかったんだけど、もう眠いよ。今日は疲れた…。まだこの世界に来て二日目なのに、かれこれ半年くらい過ごした気になるくらい、濃密な日だった…。そして私は意識を手放した…

 ……途端、重いものがのしかかってきて、苦しくて目が覚めた。二つのメロンだった。念動の手で持っていたのだけど、眠った途端に力が抜けて、支えられなくなった。重力軽減も同じだ。自分の首を支えるくらい無意識に念動を使っていたのだけど、首の筋肉だって寝るときは休ませるものだから、念動も解けてしまった…。

 つまり、私は仰向けには寝られないってことだ。念動なしでは寝返りも打てなかった。毛布だけじゃ堅いし、明日確実に身体が痛くなってる。女神様はいったいどうやって生きてきたんだろう。

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