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ママは育児休暇につき世界を救わない  作者: はぴぴ
2章 ママは普通に暮らしたい
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44 依頼達成

「常時依頼の報告でーす」


 ギルドに着いたら、コネットが右のお姉さんに話しかけた。コネットは袋から野草を四本取り出した。


「「精霊よ、オープンストレージ!」」


 スローはストレージから野草を五本取り出した。

 私はアイテムボックスからごにょごにょして、ストレージ経由で二十本の野草を次々に取り出す。


「あら…、いったいいくつ出てくるのかしら…。これで終わり?二十本ですね。」


 右のお姉さんは困惑している。


「はい、報酬です。ご苦労様でした」


 コネットには四枚、スローには五枚の銅貨が差し出された。私には大きくて分厚い銅貨が、二枚差し出された。一枚につき、銅貨十枚分の重さのようだ。

 銅貨で何が買えるのかな。十円玉より薄っぺらだけど、時給五十円とか二百円じゃ悲しい。でも子供のお使いならそんなもんなのかな。

 右のお姉さんは、奥から名簿を取り出してきて、一番上にある私の名を書いたページと、何枚目かにあったコネットとスローのページに、何か書き込んでいた。


「そうだ、あのさ…イノシシどうすんだ?ストレージの奥に入ってんのか?持って帰っても、神父さんはさばけないぞ。入れっぱなしだと腐っちゃうから、ギルドで買い取ってもらったらいい。買い取りも右のお姉さんだ」


「なあに?他にも依頼の報告ですか?」

「あの、イノシシを買い取っていただけますか?」

「えっ、どこにあるの?」

「ここです」


 私はカウンターの上で、ストレージのゲートを垂直に展開して、右のお姉さんに向けて中を見せた。もちろん、ゲート展開と同時に、アイテムボックスから出して、ゲート付近に固定した。

 あっ、完全に呪文忘れた。なんかストレージの魔法を一度発動させたたあとは、念動や瞬間移動と同じで、思い浮かべて望んだだけで操作できるようになっちゃったんだよね…。魔法と超能力は元は同じ気がしてきたよ。

 そうなると、屋敷が入るストレージとか、一・五トン持ち上げるとか、どんだけ魔力があるんだろう…。


 おっと、考え事をしてて、話がとまってた。でも右のお姉さんもぽかーんとして、止まってた。

 入れたときと同じようゲートをスライドさせると、カウンターテーブルをえぐってしまいそうなので、しょうがないから、手で引っ張り出すように見せかけて、念動で移動させた。

 すると、出てきたイノシシを見て、ギルド職員全員固まってしまった。ちなみに、他の客はいない。

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