表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ママは育児休暇につき世界を救わない  作者: はぴぴ
2章 ママは普通に暮らしたい
22/551

22 女神様との戦い 二

 身体も胸も重くなくなって、だいぶ疲れなくなったのだけど、胸は余計に揺れるようになった…。そうなると、胸を挟んでる腕もやっぱり疲れてきた…。

 もういい加減止まってほしい…。そう願ったら揺れが収まった。念動が発動したみたいだ。そうか、重力じゃなくて、最初から念動で胸を支えればよかった…。ここにきてから胸に、物理的に、振り回されて、どれだけの時間を費やしたのやら…。

 こうして、私は念動の手で胸を「持って」歩くことにした。これが本当の手ブラってやつだね。透明だから何も隠せないけど。中に着ている天使の衣装も一緒に持ってしまおう。そうすればポロリすることもないね。これこそ天使のブラの名にふさわしい…。

 能力の使い方がだいぶうまくなってきた。もしかして、この胸は女神様の能力を学習するための教材なのでは?そうに違いない!そういうことにしておく!


 さて、今度こそ!今度こそ、教会に向かうよ!

 途中に市場があった。しかし私たちは無一文。


「ママぁ、おなかすいた」

「ママぁ、ミルク」

「ゆうきは昨日、食べないで寝ちゃったもんね」


 しょうがないので、こっそりアイテムボックスからお菓子を出して、ゆうきに与えた。

 実は昨日寝落ちする前に、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて、アイテムボックスに入れておいたのだ。あいかにはそれを取りだして与えた。

 お菓子はその辺の屋台で売ってるような、手でつかんで食べるものと似てるから大丈夫かな。哺乳瓶ってこの世界にあるのかな…。

 ときどきじろじろ見ていく人がいた。でも絡んでくる人はいなかった。助かったよ。じろじろ見ていたのは、哺乳瓶じゃなくて、二九キロの子供が二〇キロの赤ちゃんをおんぶして、五〇〇グラムの未熟児を抱えている異様な光景かもしれない。


 さあ、もうすぐ教会に着くよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ