[第7楽章:終末セカイ]
感動のエンディングへの演出はやっぱり難しいです。
その辺を評価してくれるとありがたいかも…
次で終わりっすね、予告通り。
「はは…あはははは………」
俺は乾いた笑い声を静かに上げていた。
そうか。そんなことがあったのか。
知らなかった。
知るはずもなかった。
「ねぇ…」
アリス「………」
「一体、俺は誰を恨めば良いんだろうな。アリスか?ホーエンハイムか?それともこんな滑稽な事をしている悪魔か?」
アリス「………」
アリスは静かに目を伏せた。
もう既に、窓を見渡す限りはこの世界の…終末が見えていた。
「くそ!だったら俺はアリスを恨んでやる!!」
アリス「っ………!!」
その一言に、アリスは大きく目を見開いた。
そしてもう、アリスは隆仁と目を合わせようとしてなかった。
しかし、隆仁はアリスの腕を強引に掴んで、
「だから、今だけでも良いから…俺に従え!俺は今から“血の契約”をする!!」
アリス「……ぇ…?」
そのアリスの奥行きの無い瞳の先を見据えていた。
その瞬間、世界の「穢れの修繕」は止まった。
そして、
「いいか、アリス。俺は、今からお前と絶対に契約するんだからな。だから、そうだな、お前は俺の恋人だ。契約したんだから、お前は俺のものだ。いや、俺の“人”だ。だから、俺はお前を絶対に手放さないからな!」
アリス「………じゃあ、…その魂を売って、死後の世界で地獄へ行くことになっても、ですか?」
全く頼り無さげになってしまったアリスの瞳。
「悪いな、アリス。俺は天国も地獄も信じてないんだ。取り敢えず、今のこの“地獄”さえ助かれば俺は全く問題ないからな。」
そんな自分の瞳の頼り無さ所為か、アリスは、次に尋ねるような言葉を思いつけなかった。
いや、質問したってどうせ無駄だった。
ここまで頑なに決心した人を、
“こんな”悪魔との契約程度で、
意味も無く天秤にかける。
そんなもの、どちらが勝つか決まっている。
…そう。
彼は、「今のこの“地獄”さえ助かれば」全く問題は無いのだと言う。
目に見えていた。
でも聞いてしまった。
不意に頬に水滴が伝う。
「…涙が出たんだから、やっぱりお前はもう立派な“人間”だ。」
泣き出して、今にも声をあげてしまいそうな口元を
この終末の世界で、静かに押し黙らせたのは他でもない。
…この俺だった。
は〜い、なっちん☆で〜す♪v
…え?何?
………これで最後?
……………。
………。
嘘だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ………
そうよなっちん、また出る時を夢見て!!
嗚呼少年少女老若男女も全ての人類が大志を抱け!!!
あっはっはっはっは(壊
次回、最終章・終末電脳アリス楽章「リタルダンド」
戯曲は未だ、始まったばっかりだ…




