表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/9

[第7楽章:終末セカイ]

感動のエンディングへの演出はやっぱり難しいです。

その辺を評価してくれるとありがたいかも…

次で終わりっすね、予告通り。

「はは…あはははは………」

俺は乾いた笑い声を静かに上げていた。

そうか。そんなことがあったのか。

知らなかった。

知るはずもなかった。

「ねぇ…」

アリス「………」

「一体、俺は誰を恨めば良いんだろうな。アリスか?ホーエンハイムか?それともこんな滑稽な事をしている悪魔か?」

アリス「………」

アリスは静かに目を伏せた。

もう既に、窓を見渡す限りはこの世界の…終末が見えていた。

「くそ!だったら俺はアリスを恨んでやる!!」

アリス「っ………!!」

その一言に、アリスは大きく目を見開いた。

そしてもう、アリスは隆仁と目を合わせようとしてなかった。

しかし、隆仁はアリスの腕を強引に掴んで、

「だから、今だけでも良いから…俺に従え!俺は今から“血の契約”をする!!」

アリス「……ぇ…?」

そのアリスの奥行きの無い瞳の先を見据えていた。


その瞬間(とき)、世界の「穢れの修繕(デフラグ)」は止まった。

そして、

「いいか、アリス。俺は、今からお前と絶対に契約するんだからな。だから、そうだな、お前は俺の恋人だ。契約したんだから、お前は俺のものだ。いや、俺の“人”だ。だから、俺はお前を絶対に手放さないからな!」

アリス「………じゃあ、…その魂を売って、死後の世界で地獄へ行くことになっても、ですか?」

全く頼り無さげになってしまったアリスの瞳。

「悪いな、アリス。俺は天国も地獄も信じてないんだ。取り敢えず、今のこの“地獄”さえ助かれば俺は全く問題ないからな。」

そんな自分の瞳の頼り無さ所為か、アリスは、次に尋ねるような言葉を思いつけなかった。

いや、質問したってどうせ無駄だった。

ここまで頑なに決心した人を、

“こんな”悪魔との契約程度で、

意味も無く天秤にかける。

そんなもの、どちらが勝つか決まっている。

…そう。

彼は、「今のこの“地獄”さえ助かれば」全く問題は無いのだと言う。

目に見えていた。

でも聞いてしまった。

不意に頬に水滴が伝う。



「…涙が出たんだから、やっぱりお前はもう立派な“人間”だ。」



泣き出して、今にも声をあげてしまいそうな口元を


この終末の世界で、静かに押し黙らせたのは他でもない。




…この俺だった。

は〜い、なっちん☆で〜す♪v

…え?何?

………これで最後?

……………。

………。



嘘だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ………

そうよなっちん、また出る時を夢見て!!

嗚呼少年少女老若男女も全ての人類が大志を抱け!!!

あっはっはっはっは(壊


次回、最終章・終末電脳アリス楽章「リタルダンド」

戯曲は未だ、始まったばっかりだ…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ