浮気をしても直ぐに許してくれる僕の彼女の狙いはなんなんだ!?
僕は根っからの女好きで、女性を見れば片っ端から声をかけまくる
軽い男だ! いや、尻軽男だ!!!
ナンパや軽いノリで話しかけた女の子と、とっかえひっかえしながら
時には被りながら、、、彼女と別れて、また違う女の子と付き合うを
何度も何度も繰り返していた。
まあ、当然だが、、、!?
長続きもしないし、もともとその子の事が本気で好きでもない!
『付き合ってくれない、、、?』
...と軽い気持ちで聞いたら、、、?
『いいよ!』
...と返事が返ってきたから付き合っただけの話だ!
▽
ある時、僕が何時ものようにナンパしていたら、、、?
1人の女の子が僕と気が合い、付き合う事になる、、、!
彼女の名前は、【あんな】可愛らしい女の子だった。
僕は【紫音】ってあんなにも呼ばれている。
別の女の子達からも紫音って呼ばれているけど、、、?
それは、 『ここだけの秘密。』
何故か、、、?
僕はあんなと付き合う時にだけ、あんなに言った事がある!
『前もって言っておくけど、、、僕は他にも付き合っている女の子が
いるし、女好きだから女の子と遊ぶのをやめられない! それでも
あんなが、僕と付き合いたいと思うなら、付き合ってほしい!!!』
『...えぇ!? 分かったよ! その代わり【紫音の本命は私だから!】
それなら、女遊びや浮気も許すよ!』
『...あぁ、分かった! 約束するよ!』
『じゃ、付き合って!』
『あぁ、』
...今考えると、、、? 他の女の子には、言った事のない僕の【本音の気持ち】
をあんなには言えた気がする...。
まぁ、その時の僕はまったく気づいてもいなかったのだけど、、、。
▼
僕は相変わらず、女遊びや浮気を何度も繰り返していた。
他に付き合っていた彼女たちも、僕に愛想を尽かして別れ話になり
フラれる始末。
それでも、あんなだけは僕を許してくれた、、、。
どんな事でも、、、。
そんな時、、、。
今まで手を出さなかったところまで、僕は足を踏み込んでしまった。
旦那も子供もいるような、若奥様にまで手を出すようになる!
『紫音! 旦那にバレたら、殺される! もう帰って~!』
『じゃ、また連絡するよ~』
『えぇ、待ってるわ!』
流石に、僕が旦那も子供もいるような若奥様に手を出していると分かった
時は、相当あんなも僕に怒った!
『ねえ? 紫音、今付き合っている若奥様はダメよ! 旦那も子供もいる
んでしょ? その人とは、別れて!』
『...珍しいね? あんなが僕に怒るなんって! あぁ、分かったよ! そんな
に、あんなが言うなら! あんなの言う通りにするよ!』
『ありがとう紫音!』
▽
僕は早速、若奥様に別れ話をすると、、、?
『今更、別れたいなんて! ワタシ絶対に許さないから! ワタシに旦那も子供
もいるのが分かってて、ワタシに近づいて来たんでしょ? 責任取りなさいよ!』
『...責任って? なんなんだよ、、!』
『ワタシ紫音の事、本気で好きになっちゃったのよ! もう旦那とは別れる!
子供は旦那が引き取るようにするから! ワタシと結婚して!』
『...いやいや? それは無理だよ! 僕には【本命】の彼女がいるから!』
『じゃ、その女と1対1で話すから、会わせて!』
『...えぇ!? あぁ、』
その事を、あんなに言うと、、、?
『分かった! 私が話してくるから、紫音は何も気にしなくていいよ!』
『...ううん、ありがとう、』
▼
後日、、、。
あんなは、若奥様と会って話していた...。
『あなたが、あんなさん、、、?』
『えぇ!』
『ワタシの正直な気持ちを言うわ! 紫音と別れて欲しいの、、、?』
『えーと? 貴女の旦那さん、貴女の事を本気で好きなんですねぇ~』
『...えぇ!?』
『貴女、知っていましたか? 旦那さん、仕事が終わった後、、、夜バイトで
建設現場で働いているみたいですよ~ マイホームが欲しいとか? 家族の為
に、寝る時間も惜しんで働いているなんてね! まだお子さんも小さいんでしょ?
ここで旦那さんと別れるのは、、、貴女は後で後悔しないんですか、、、?』
『......えぇ!? ワタシ、そんな事、全然知らなかった、、、。』
『今なら、まだ元に戻れる! さあ~貴女はどうするの、、、?』
『......』
『よーく、先の事を考えた方がいいんじゃないかしらね!』
『......』
▽
次の日、、、。
若奥様から、僕と別れて欲しいと言ってきた...。
僕は、素直に彼女の言う通りにした。
...この事があってから、何か女性問題でトラブルになると、、、?
僕は、全部あんなに任せる事にした!
あんなは、全て僕の女性トラブルを解決してくれる!
...ただ僕はもう、あんななしでは生きていけなくなっていた、、、。
僕の弱みをすべて握っているあんなと別れる事はもう出来ない!!!
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