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2枚目
※どのページにも画像がついています、挿絵表示機能をONにして読み進めることをお勧めします。
ごめん、小さい便箋だから、すぐページが変わっちゃって読みにくいね。
でも我慢してください。極力小さい字で書くから。
老眼じゃないから読めるよね?笑
私が君たち二人に出会う三日前、君たちはとある街はずれのビルで、大きな火災があったことを知っていましたか?
私はその現場に、不運にも居合わせてしまったんです。
迫りくる煙と炎の恐怖の中、もう苦しくて息ができずに倒れ込んだ私を、包み込むように抱え込んだ誰かがいました。
「煙をこれ以上吸いこまないようにこの服かぶって!」
私は助けてくれた彼の事を知りませんでした、でも、彼が命の恩人だということは分かっています。
あと数秒遅ければ、私は倒壊したビルの下敷きになって死んでいたのですから。
私はとある青年に、この命を改めてもらったんです。
あ、またページ変わるね。