表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

転生失敗

作者: ラベンダー
掲載日:2026/03/10

僕は異世界に転生することになった。

女神にそう告げられたのだ。


だが、目を覚ました場所はどう見ても日本。しかも、元いた場所とまったく同じだった。

さらにおかしなことに、確かに一度死んだはずなのに、その事実はなかったことになっている。


もう一度女神に会いたいが、自分から会いに行くことはできないらしい。


ならば普通に生活すればいい――そう思うかもしれない。

だが、僕には「特別な力」が備わっていた。


それは、満員電車を幸せにする力だった。


僕は毎朝、満員電車に乗っている。

あれは、それはそれは精神に大きな負担をかけるものではないだろうか。

しかし、電車に乗らなければ職場には行けない。


そこで僕が授かった力が役に立つ。


それは、0歳から30歳までの女性だけの世界に変え、

さらに自分のことを「特別な男性」だと、すべての女性に認識させる力だった。


女性たちの香水のいい香り。

胸と尻が僕の身体に当たる。


なんて、最高な能力なんだろう!

ハーレムである。サイコー!


そう思い、つり革につかまっていると――


僕は魔物に食われていた。


実は僕、異世界に転生していたらしい。

しかし、転生した瞬間に魔物に幻覚を見せられていたようだ。


僕はそのまま眠ってしまい、夢を見た。

それが、さっきの内容だ。


ああ……なんてサイコーな夢だったのだろう。


僕は魔物に食われながら、そう思って死んだ。


次の世界では成功してみせる!!


しかし、転生は起きなかった。


無。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ