不労所得はみんなの夢!
今回が初投稿なので温かい目で見てもらえると幸いです。
冒頭はいろいろと設定やら前置きがあるのでまだ奴隷は持ちません。
平日の朝、教室に着き隣の同級生への第一声、
「働かずにお金が欲しい〜やっぱ不労所得って最高だよな。」
「はぁーいい加減にしなよ、翔。それも結局最初は仕事しなきゃいけないんだから。それにそんなに世の中上手くいくわけないじゃない。」
俺こと粂田翔は高校2年生である。
そして、こっちのつまらないことを言っている奴は俺の幼馴染の御手洗乙音だ。
こっちが夢語ってるってのに否定しやがって...いいじゃねえかよ、人それぞれ夢はあるだろうがよ。
「なんか非道いこと言われた気がする。」
おっと顔に出てみたいだ。
「ていうかそんな事言うんだったらお前が養ってくれよ」
「え!? い、いや翔がいいんだったら私は別に...え、何!?」
その時、教室が眩い光に包まれた。 光が消えるとそこは教室ではなく
ゴテゴテとしてめちゃくちゃ広い部屋だった。
こ、これってい、異世界転移か!? まじか...
ぃよっしゃぁぁービバ異世界さよなら勉強の日々!
「ねえ翔何これどういうこと!?誘拐?映画の撮影?ドッキリ?」
っとここに俺の喜びを邪魔したやつが1名。
「いや普通に考えて異世界転移だろ。なんだ?とうとう馬鹿になったか。」
「なってない!あとそれは普通じゃない!」
周りの同級生たちも状況をつかめてきたようで騒がしくなってきた。
「...ごほん 静粛に!」
?...誰だあの偉そうなやつ、俺の嫌いなタイプだわ。
「国王陛下直々のお言葉である。静かに聞け。」
「我はこの国、『ムーンドット帝国』の国王『カフィーオル・ムーンドット』である。
異世界の勇者たちよ、どうか我らを魔王から守ってくれぬか。報酬もこの通りだ。」
と言ってどこからか山のように積み上がった金銀財宝を取り出してきた。
これを見て同級生たちはまた騒がしくなった。多くがその金銀財宝の山に目を奪われていた。
魔王討伐くらいならやってもいいんじゃないかという空気になってきていた。
ただ少数ではあるが危険なんじゃないかという声もあった。乙音もこちら側の意見であった。
しばらくして、少数の意見も虚しく魔王討伐に協力することになった。
すごい面倒くさい事になったな とりあえず他人任せにしてサボろう。
こうして俺のひとまずの目標ができた。
その後、なんか長ったらしい王国の紹介をされて各要職の人を紹介された。
さっきの偉そうなやつの名前は『フラッペル・チーノ』というらしい。
フラペチーノで覚えておこう。
少し時間が経ち、客室へ案内された。
魔王やこの世界に関することなどは明日から説明するようだ。
考えても仕方がなかったので明日の備えて寝ることにした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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