表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女になってしまった。早く元の世界に戻りたい  作者: 田中まもる
伝説の魔女ブリューヒルデ
39/85

ブリューヒルデ先生の授業

音楽の授業です。転生である先生のこだわりが見えます

先ずは発声練習からね。まママ、まママー。もっと大きな口を開けて、声はお腹ら出すの。


本当に音楽室が出来ている。ピアノの代わりにチェンバロが置いてあるのは、時代を考慮しての配慮かな。しかし何故かベートーヴェンとかモーツァルトとかバッハにシューベルトの肖像画が飾ってある。ここは譲れないってやつね。


この板には横線が5本引いあります。

ここにマルを書きました。この音ですと言いつつチェンバロを鳴らし。この音をドの音、ここにマルを書きます。チェンバロを鳴らしてこの音ね。この音はレです。ここにマルを書きます。とドレミを先生は教え出した。


先生が赤いリンゴって歌うとペーターと同様にリンゴが先生の手の上にあった。魔法の詠唱に言葉はほぼ関係がありません。音の高さ、リズムそして発するタイミングで魔法は起動します。ここまではよろしいかしら。

みんなポカーンとしてる。魔法使いの常識にない事だから。


ラフトさんと、ハイデルベルクさん前に来てくれるかしら。


ペーターとアンナがなぜか呼ばれた。

二人は不安気に前に出た。


先生からペーターにメモが渡された。なぜか顔が真っ赤になっている。


一度曲を弾くのでラフトさんはこのメモの歌詞を音に振り当てて歌ってね。


ハイデルベルクさんは曲が終わったらこう両手を出してね。


ペーターは涙目になっていた。


ラフトさん、貴方が失敗するとハイデルベルクさんが恥をかくので頑張ってね。


ペーターが覚悟を決めたみたい。


先生が曲を弾き始めた。何となく聞いた様な曲。


ラフトさん用意は出来た。

ペーターが頷く。


ペーターが歌い出すとそれはラブソング。君は僕の愛しの薔薇。ペーターは歌が上手い。

曲が終わった瞬間、アンナの両腕には赤い薔薇があった。


女子生徒は大歓声。アンナは真っ赤。

ペーターはひざまずいて顔を上げなかった。


マーベルさん、今の音は取れた前の板に音符が書けるかしら。


黒板に音符を並べた。

マーベルさん、よく音が取れました。この曲が楽器で弾ける様になれば薔薇が出現します。

ラブソングでも魔法は発動します。


女の子はラブソングを歌われて薔薇の花束を貰ったら感動しますよね。

女子生徒全員が頷いている。


ラフトさん、薔薇の花束をハイデルベルクさんから返して貰いますか?


いえ、ハイデルベルク嬢に差し上げます。


はい、けっこうです。


今日の授業はおしまい。

お疲れ様でした。


アンナ派閥が集合してアンナにその薔薇の花束どうするのかとか聞いてる。

男の子はペーターにメモを見せろと迫って書き写していた。


あまりにも楽しすぎて、もっと授業を受けたいって思ってしまった。


さすが伝説の魔女だよ。俺が完全に理解している事を見抜いていた。

ペーターは呟く。

アンナ、ごめん。間違いなく俺狙いだ。アンナを巻き込んでごめん。


別に良いよ薔薇もらえたしね。


なんか二人が良い雰囲気になっている。


ヒューヒューと心の中で指笛を吹いておいた。


楽しい授業はあっと言う間に終わります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ