校長の座争奪戦 その2
リステ先生、争奪戦の参加者全員に命の危険があるのは本当ですか。
本当よ。150年前の争奪戦は不運にも私の全力攻撃が校長のサポーターに炸裂して跡形もなく消し飛んだもの。あれは本当に不幸な事故だったわ。前回は私には弟子がいなかったから、先ずはサポーターを無力化しようと攻撃したら、加減を間違えて消しちゃった。てへ。
てへじゃないだろう。この場面でお茶目なリステを演じてどうする。
最初に相手のサポーターを無力化するのが定石ね。マーベルの場合はそのシールドを抜くのは校長でも難しいから放置するだろうけど。たぶん。貴女は攻撃には参加せずに私のサポートだけしていれば良いのよ。私が邪魔な校長のサポーターを消すから。
今、また消すって言ったよね。前回も意図的にやった疑惑が浮上したね。お姉様のサポーターの存在それ自体が許せないって気分が伝わって来た。今回の校長先生のサポーターさんもご愁傷さまだわ。
マーベルには魔道具の作製に専念してもらうわ。今回の争奪戦は火力重視でいきます。マーベルにはこれから、爆弾製作に専念してもらうわね。
爆弾を飛ばしても、大して効果はないのではと思うのですが。
校長にはね。でもサポーターはどうかしらね。
完全にサポーター狙いが確定しました。
マーベルにはこの校舎が吹き飛ぶ威力の魔道具を300個程度先ずは作ってもらう予定。
そうね、破裂すると毒ガスが発生する魔道具も欲しいかも。ウーーン、炸裂すると太陽並みの光が魔道具も必要かしらね。煙幕は必須。その他諸々マーベルに作って貰うから。お願いね。作り方はメモしておくから読んで、必要なものがあれば、私のカード使って良いから。
お願いするわ。
戦争するつもりですか?ちょっと待て、私、一人で全部作るの。私、武器専門の魔道具師になれるわ。
リステ先生、カードってどう使うのですか?
相手のカードとこのカードと重ねれば勝手に代金が支払われる魔法のカードよ。
カードの使い過ぎには注意です。ご利用は計画的に。
そうね、これからマーベルには魔道具の材料を買って来て貰いましょう。それが良い。学校の外の地図はどこかしら。
マーベル、この印のつけた店に行って注文して来て。配達日は明後日。数が揃わなかったらあるだけ全部持って来るように言っておく事。
マーベル、はい地図。
行って来て。
何、この適当な地図は。はーーー。
私、街に行った事がないのだけど。




