第57話 憎しみの爆発
ここは冥王の城儀式の間――。
時はイケメンコとロシーボが入れ替わる数十秒前にさかのぼる――。
「メモリーナイフ! ブラッディーフュージョン!」
ロシーボはメモリーナイフで自分の手首に切り込みを入れた。すると彼の工兵服から激しい光が発生し、一瞬にしてドラゴンの形を模したアーマーに変形する。手には銃身の長い銃を握っている。ロシーボとしてはあまり人が大勢いる場面で大っぴらにしたい能力ではないのだが、こんな状況ではそんなことは言っていられない。
「ロシーボ!」
たった今下界から戻ってきたばかりのアツアーが、チェンジバトンをロシーボに手渡す。
「ロシーボ! 下界は頼む。こっちは任せろ」
「了解!」
アツアーがロシーボと短く会話を交わした。今頃ハイムは下界でイケメンコにバトンをつかませるべく戦っている最中であろう。
「誰か四人来い! 剣持って!」
おもむろにアツアーが周囲に取り巻いている兵士達に呼びかけた。
兵士達は顔を見合わせて互いに様子を伺っているとアツアーが「早く!」と急かした。
それを受けて前の方にいた中級兵士ステファン、アース、下級兵士デフ、ライト、合わせて四人の兵士が慌ててアツアーの元に走ってくる。
「ロシーボこっち向いて!」
アツアーの指示に従い、ロシーボは素直にアツアーの側を向く。
「そのままそうしてて」
アツアーがロシーボに言うと、今度は兵士達に向き直り、早口でまくし立てた。
「コイツと入れ替わりでオッサンがここに来る。そうしたらお前はオッサンのこっちの腕を押さえて」
アツアーがアースに言う。アースは「はい!」と頷き、すぐにロシーボのすぐ右側に移動した。
「で、お前はもう片方の腕。お前は後ろに回って頭と首を押さえる。そんで俺はオッサンのこっちの目を剣でえぐる、お前はこっちの目だ。入れ替わった瞬間だぞ。俺が合図する!」
ステファンはロシーボの左側に、デフが背後に密着するように立ち、アツアーがミラージュソードを抜きロシーボの眼前左側に剣の先端を突きつける。最後にライトが剣を抜いてロシーボの右目のすぐ側に剣の先端を持ってきた。
「通信きた! 行ってくる」
ロシーボは光に包まれて、唐突に姿を消す、そして、次の瞬間には中年の騎士の姿をした人物・イケメンコが光に包まれて出現する。
「やれ!」
アツアーが叫んだ瞬間、ステファンとアースがイケメンコの両腕を押さえつけ、自由を奪う。同時にデフが首に手を回し、脳天を上から押さえつける。
「ああああああっ!」
ライトの掛け声が発せられ、既にアツアーとライトはそれぞれ剣をイケメンコの眼球に、一切の情け容赦なく深々と突き刺していた。
「ぐわああああっ!」
イケメンコが絶叫を上げた。二人が剣をぐるりとえぐりながらを引き抜くと、二本の剣の先端には血まみれの人間の眼球が突き刺さっていた。
「ぎゃあああああ! 目が、目が、目がああああああああっ!」
イケメンコが両目を手で覆い、再び絶叫を上げた。
「これで錬金術は使えまい!」
アツアーが言ったが、今のイケメンコにはその言葉はとても届いているようには見えなかった。
デフがイケメンコを乱暴に蹴っ飛ばした。床に崩れ落ちるイケメンコを尻目に、アツアー達は彼から距離を取る。ヘイト・スプリガンの攻撃の巻き添えを喰らったらたまったものではないからだ。
「さっき一度あいつの力を見ていたから助かった」
ミラージュソードで防いだのだが、イケメンコは明らかに何らかの力を宿した視線をこちらに投げかけていた。ならばその目を取ってしまえばいい。アツアーは不敵な笑みで整った顔立ちをわずかに歪ませ、剣の先端から血を滴らせている目玉をペロリと舐めた。そのアツアーの様子を見たライトが戦慄する。
「イケメンコ貴様ああああっ!」
次の瞬間、ヘイト・スプリガンの特大かつ超強烈なパンチがイケメンコに振り下ろされる。目にも留まらぬ速さで何回も、何回も。尋常ならざる力によって城が揺らぎ、まるで地震でも起こっているかのようだった。
「待て! 城が壊れる! 加減してくれ!」
「うおおおおおっ! テメーだけは、テメーだけはあああああっ!」
兵士や神官達が、一心不乱にパンチを打ち込むヘイト・スプリガンに向かって自重を促すが、一向に加減する気配はない。
「もう死んでんじゃねーの?」
デフがぽつりと言った。
ヘイト・スプリガンの緑色の肌は、赤い血で染まりきっていた。何度も鉄拳でプレスされたイケメンコは、もはや人の原型をとどめておらず、骨も内臓も何だかよく判別できない状態になってしまっていた。
「うぎゃああああっ!」
ヘイト・スプリガンは殴るのをやめ、突如頭を抱えて騒ぎ始めた。
「今度は何だ?」
剣から抜き取った目玉を足でグリグリと踏み潰していたアツアーもヘイト・スプリガンを見上げた。
ヘイト・スプリガンは体中からピンク色のオーラを放ってみるみるうちに小さくなっていき、緑色の肌は肌色に、ピンク色の白目(語弊アリ)だけの目は黒い瞳のありふれた目となる。
そこに現れたのは、一糸まとわぬ素っ裸の、頭髪が禿げ上がった中年男性だった。
「あー、スッキリしたー……」
男は満面の笑みで、額ににじむ汗をぬぐった。
「誰だアンタ?」
アツアーが仰天して問う。
「あ、私、カマセーヌと申します。ハイ」
カマセーヌと名乗った男はおどおどとした様子で、両手で股間を押さえて礼儀正しく挨拶した。
その奥では、電撃で麻痺しているキヌーゴを神官達が回復魔法を唱えて介抱していた。
「ふぇんふんにふあえよ。ははふんほんひんふへにひひひょうひょふはひ。ははひにへんほうほひゅうはんひー、へいひふんほひひひひははへ。ひほほおふひょうははほうふふほはほうひんほうはへほ!(全軍に伝えよ。我が軍本陣既に指揮能力無し。直ちに戦闘を中断し、正規軍の指示に従え。城の屋上から降伏の魔法信号上げよ!)」
キヌーゴが何かフガフガ言っているが、神官達には何を言っているか全く理解できなかった。
「はいはーい。大丈夫ですよ、おじいちゃーん」
優しい声で神官がなだめる。城の内部や外周では未だに残存兵同士が殺し合いを続けていた。
◆
下界・イケメンコの居城――。
ロシーボはチェンジバトンを破壊した後、アーマー背部のウィングを展開して空へ飛び上がり、串刺しになっているハイムへ向かって進んだ。
部屋の隅で光が発生したのを感じた。確認すると、床に転がっている騎士の姿をした黄金像からまばゆい光が発せられているのが分かった。光が止むと、そこにいたのは一人の少年であった。
少年は不思議そうな顔をして当たりを見回していたが、ハイムの姿を確認すると面食らった表情ですぐにこちらに走ってきた。
「あなたは?」
ロシーボの問いを無視して、少年は息絶え絶えのハイムに顔を近づけた。
「ハイムさん、ハイムさん!」
必死に呼びかけるその様子を見ると、彼は敵ではないらしい。
「ウォーン様……、ロシーボ……」
ハイムは唇を震わせて微かな声を絞り出した。この少年の名はウォーンというらしい。
「ぐっ!」
彼女の口から赤い血が言葉と共に流れ出てくる。
「よくもやってくれましたね。死になさい!」
床下から無数の真っ黒な触手が、そして部屋の一番奥に存在している女性の上半身から真っ赤な光の帯が放出される。
ロシーボは正面に出て、手首のユニットからバリアを展開。赤い光の攻撃からハイムとウォーンを守った。一方、ウォーンも剣を振って三日月形の衝撃波を撃ち放ち、下から迫る触手を切り刻む。
しかし、それだけではすまなかった。ロシーボとウォーンが現状の敵の攻撃を防ぐことで手一杯だというのに、ハイムを串刺しにしている触手の先端が曲がりくねり、さらに彼女の体に駄目押しの貫通を行ったのだ。腹部や肩から、更に血が吹き出てくる。
「ぐふっ! あああああっ!」
ハイムが聞くにも痛々しい悲鳴を上げた。
「ハイム!」
「ハイムさん!」
ロシーボとウォーンが咄嗟に叫ぶ。ウォーンは苦虫を噛み潰したような表情をして、抜いた剣をハイムに振るおうとする。
「テメー何しやがる!」
ロシーボは慌てて床に降り立ち、ウォーンを制止した。
「あの傷ではもう助からない。だったらせめて苦しまぬように私の手でとどめを」
体を貫かれたからといっても、その箇所によっては簡単には死ねない。苦しむ時間が長くなるなら、仲間の手で急所を一撃して楽にしてやるのがせめてもの慈悲というものであろう。ウォーンの言っていることはロシーボにも理解できた。自分も昨日、仲間のゲッケンの喉にナイフを突き刺して止めを刺しているのだ。
「だったら俺が」
ロシーボはメモリーナイフを抜き、ウィングの推力を活かして再び空中を飛翔、一瞬でハイムの傍まで来て、メモリーナイフを彼女の心臓に突き刺そうとする。
しかし、ハイムはその血まみれの手でロシーボの手首をつかんだ。
「ハイム……」
ロシーボはハイムの顔を見る。彼女の目からは涙が流れていた。ロシーボは少し驚く。まさかハイムが泣くなんて。唇の周りは血で塗りつぶされている。もう声を出すこともできないだろう。
下では、ウォーンが部屋の奥に位置する女性の上半身に向けて語りかけていた。
「メルーリア殿、こういう場合、敵は攻撃せずこちらの会話イベントが完了するのを待つのがお約束。結構シリアスなシーンですから、ちょっと終わるまで待っていてほしいんです。お願いします!」
ウォーンが必死な様子で女性に対して懇願していた。彼女の名前はメルーリアというらしいが、今のロシーボにはそんなことを気にしている余裕はなかった。
ロシーボは涙を流すハイムの顔を見る。瀕死だが、それでいて力強い表情で首を左右に振り、メモリーナイフを持つロシーボの手首から手を離し、もう片方の、銃を持っている左手を指差した。
メモリーナイフではなく、銃で止めを刺してほしい。つまり、彼女の命をメモリーナイフに保管せずに、そのまま殺してほしいということだろう。
「分かった……」
ロシーボは、メモリーナイフを持つ右手を下ろし、左手に持つ銃の銃口をハイムの心臓に向けた。
ハイムは弱々しい微笑を浮かべる。安堵の表情。
「なーんちゃって! 嘘ピョーン!」
引き金を引く動作をした瞬間、ロシーボは銃を下ろし、メモリーナイフでハイムの心臓を貫いてしまった。
そして、ハイムのかりそめの肉体はまるで灰のようにさらさらと粉のように崩壊していき、砂煙を舞い上がらせながら消失した。
「何をしたのあなた?」
ロシーボの頭の中でメルーリアの声が響く。
ロシーボはお構いなしに、ヘルメットの側頭部の操作盤を指で叩く。
「シフトチェンジ!」
ロシーボの体が光に包まれ、現在のドラゴンアーマーから、先程冥王の城の地下室で披露した『ウィーナが女神としての力を持っていたときの記憶』を使って作り出したウィーナアーマーに変形する。
「メモリーナイフデバイス!」
ロシーボが発した声に反応して、左手の手首の装甲が展開し、ナイフを入れる鞘のような穴が出来上がる。ロシーボはそこにメモリーナイフを差し込んだ。
再びヘルメットの操作盤を操作し、記憶検索の画面をヘルメットのバイザーに呼び出す。検索ワードは『ハイム 封印 解除』。この単語で絞り込めるだろうか。一瞬で検索結果が出てきた。ウィーナの記憶に存在する、ヴァンパイアの王女の本来の肉体を解放するキーワード。出てきた。行ける。
「今宵、俺はウィーナ様になる!」
ロシーボは声高らかに宣言した。ロシーボは昨日の夕方戦ったシュロンのことを思い出した。彼女はウィーナになり代わり女神になろうとしていたが、彼女の果たせなかった野望がこうも簡単に自分ができてしまう。自分の体に流れている、鋼鉄の精霊としての先天的な血の力がいかに特殊で希少なものかとつくづく思う。
ロシーボがメモリーナイフを接続した左手を頭上に掲げる。すると左手から淡い緑色のオーラが上空に向けて発せられた。
「これは?」
ウォーンが息を飲んでその様子を見はる。
「まさか、ハイム様が元の姿を取り戻そうとしているの?」
メルーリアもこの隙に攻撃するなどという野暮な真似はせずに、ウォーンの先程の頼みを聞き入れ、相手の様子を見守っていた。
オーラが爆発するような轟音を響かせ周囲に拡散する、その中心に現れたのは四方を水晶のような結界で包まれたハイムの体であった。顔の作りなどの身体的特徴は、仮の姿のときとまったく変わらないもので、衣装は先程のものとは若干デザインが変わっていたが、忍者装束であることは同じであった。
「勝利の女神になり代わり、その力を一時的に借り受けているこのロシーボが命ずる。かつての魔界の王女、最も崇高なるヴァンパイア、サーヴァル家当主ハイム! 今こそその真の姿を蘇らせろ!」
ロシーボが言い終ると、結界は粉々に砕け散り、中から出てきたハイムが床に降り立った。
「うっ!」
ハイムは部屋の周囲にあるたくさんの窓から差し込む光に対して苦悶の表情を浮かべ、目を手で覆った。
そして、覆った手を顔から離し、目をつぶったまま両手を左右に広げると、彼女を中心に部屋一面に闇の幕が発生し、全ての窓を覆った。
これによって光は一切部屋に刺し込まないため、本来は真っ暗闇となり、何も見えなくなるはずだが、なぜかハイム・ウォーン・メルーリアの体はくっきりと見ることができた。不思議な空間である。
周囲を闇で覆ったハイムは、ロシーボに向き直って、ゆっくりと歩みを進める。
「どうして……? どうしてあのまま死なせてくれなかったの?」
ハイムの表情には若干の怒りが見て取れた。
「お前を死なせたらウィーナ様に怒られるじゃねーか!」
ロシーボが反論した。
「私は他のみんなと同じように限りある普通の人生を歩みたかったの。こんな不死のヴァンパイアの体なんて、ろくなもんじゃないよ」
「お前を死なせたらウィーナ様に怒られるじゃねーか!」
ロシーボがまた反論した。
「そんな……この空間、私の力が及ばない!」
メルーリアが一人で驚いたように言った。ロシーボは、こっちがごちゃごちゃやっている間にさっさと攻撃しないからそういうことになるのだと思った。
「ハイムさん。よく無事で!」
ウォーンが嬉しそうな顔をしてハイムとロシーボの元に駆け寄ってきた。
「ウォーン様、まさか再び真の姿を晒すことになってしまうとは……」
「いいではないですか。むしろそれが本来のあなたの姿なんです」
ウォーンが言う。ハイムは物憂げな表情で視線を揺らした。
「今のあなたの強さは私を遥かに上回っている。少なくとも今は喜びましょう。任務を続けることができるのですから」
ウォーンが更に言葉を続けた。ハイムは「はい……」と小さく返事をし、頷いた。
「こうなったからには、この体、存分に私の物として使わせて頂きます。それでウォーン様、あなたの血を吸わせて下さい。久しく感じていなかったこの衝動。早くも抑えられなくって」
ハイムが白く細い指をウォーンの首に回した。よく見ると、仮の姿のときと違って、真っ赤に塗られた爪が鋭く長い。
「喜んで。ずっと待ってました。昔のように、また吸ってもらえるのを」
ウォーンがニヤリと笑って首を差し出すと、ハイムの口から鋭い牙が生えて、ウォーンの喉に食らいついた。
ウォーンは静かに目を閉じ、安らかな表情を作った。
「んっ……」
ハイムは一心不乱な様子でウォーンの首筋に唇と舌をあてがい、彼の血液をむさぼる。
ロシーボは固唾を飲みその様子を見守った。本来関係のないロシーボまで緊張し、思わず胸が高鳴る光景だった。
途中でハイムは血を飲みながら、ロシーボに視線を流した。『何見てんの?』とでも言いたげだったが、ロシーボは構わず凝視し続けた。
ハイムは唇を離した。伸びていた牙は一瞬にして収納される。
ハイムの全身から紫色のオーラが放出された。血を吸ってパワーアップしたらしい。
「凄いな」
ロシーボは普通に感心することしかできなかった。
「ああー。やっぱちょっと立ちくらみするなー」
ウォーンは喉に出来た牙の傷口に手を当て、頭を左右に揺すっていた。
ロシーボは自分がウィーナアーマーのままだったことに気付いて、シフトチェンジを発動してドラゴンアーマーに形態を戻す。適合率が低いウィーナのメモリーより、ドラゴンアーマーの方が戦闘力は高いのだ。
そして、ウォーンの血を吸って万全の状態になったハイムが、奥のメルーリアに目を向ける。
ウォーンとロシーボも構えを取った。
「……イケメンコは死にましたよ」
メルーリアが静かに言った。静かながら、怒りを感じる。
「な、何だって!」
ロシーボが驚愕する。そのとき、ロシーボのヘルメットにアツアーからの通信が入ってきた。
『ロシーボ、イケメンコはヘイト・スプリガンが殺した。そしてヘイト・スプリガンは人間の変なオッサンになった!』
『了解! 今こっちも仕上げにかかるところです』
ロシーボは返答をして通信を切った。
「アイツの言っていることは本当だ。今アツアーさんからの通信でイケメンコが死んだって、それでヘイト・スプリガンも人間に戻ったと」
「他の世界の状況をこうも簡単に見通せるなんて、神様みたいだよね」
ハイムがぽつりと言う。
「……そんなのウォーン殿が元に戻ったときから分かっていましたよ。卑怯ですあなた達は。もう絶対に許しません。どんなことをしようがこのメルーリアに勝つことなどできません。あなた達も、大切な人を失う苦しみを存分に味わって死ぬがいい!」
メルーリアの声が一転して淑やかなものから低く、力強いものへと変わった。
・キヌーゴ
冥王四天王の一人。竜人タイプの冥界人。
真っ白な長い髭を生やした、竜の顔を持つ『竜神族』の長であり、『冥界神教』の大神官。
小柄で年老いた老人だが、その魔力は冥界でもトップクラス。冥王継承の儀式(『大神官』しか執り行う権限がない)や、個人の持つ力を他人に移し替える儀式(キヌーゴしか習得していない)など、彼にしかできない高度な儀式・術式も多く存在するほどの大御所。
冥界で最大勢力を誇る教団のトップであり、宗教関係の事柄においては、一部冥王より強い権限を持っているほど。
冥王城の儀式の間で、ミズキを次期冥界の支配者にすべく、ヘイト・スプリガンの冥王の座とその力をミズキに継承する儀式を執り行ったが、ヘイト・スプリガンがちゃんと指示通りに動かず手こずっていた。
その際、ロシーボの妨害を受け、アツアーも駆けつけ、窮地に陥るとロシーボ達に寝返ってミズキに攻撃した。狡猾で食えない老人だが、イケメンコとの魔法のぶつかり合いに競り勝つなど、その実力は本物である。
HP 1500 MP 2200 攻撃力 1600 防御力 2000 スピード 1900
運動能力 1200 魔力 5100 魔法耐性 2500 総合戦闘力 18000




