増加するダンジョン
ジェニーが居た。
「フェブラは分かるけどマチどうしたのさ…」
「実は最近中継地点で見つけてるのってマチもいるんですよ。住民が冒険者なので相互に情報交換してるようです。後はフェブラが一応女の子一人で指導と言うのが危ないので護衛の意味もあります。そうならないようにかなり配慮してるみたいですけど」
「ごめん気がつかなかった…。フェブラから行くって言うしフェブラに並の男じゃかなわないからね。ただ複数だとちょっと怖いね」
「ええマチが居るのでほとんどそういう事にはならないと思います。というかマチとフェブラ二人とまともに遣り合えるって冒険者でもちょっと居ないですよ。さて新規ダンジョン話しますね」
ジェニーは地図にこまを置いた。あまりに数がふえたため。ダンジョンをコマにしておいて説明するようになった。
「第4中継地点に近い場所で、海岸から離れた東よりです。次にそこからさらに東よりの空白地帯に2つ目があります」
「この増え方何?」
「それは見れば分かりますが、中継地点の回りばかりです」
「そりゃ僕が攻略してるからでしょ?」
「そうやって考えてしまうのですが、仮に中継地点が無ければここまで詳しく調査されて情報が回ってきたでしょか?。中継地点を作れば情報として認識できるダンジョンは増えると思います」
「ああそういう事か。逆に言えば何も考えずに中継地点を作って行けば特に心配しなくても。ダンジョンってなんとかなるよって話し?」
「100%そうなると思いませんがその可能性は高いですね。むしろ現地調査一切なしで今までやってこれたのは大雑把な調査でも大丈夫だったって事でしょ。ただ問題は、それらを今は制覇しない方向なので中継地点を作れば作るほど、情報が大量に入ってきても情報料としてみた場合回収は悪くなります」
「さすがにここからは時間をかけないと使ったお金がもったいないのか。かなり使ってしまったからな」
「やるなら狙いを絞っていくのが良いと思います。元々ニューシティ周辺は多発地帯な事が分かっていました。その全容が明らかになっただけです。他も全部同じように行くか?と言うとやって見ないと分かりません。だから外れるのを覚悟して全滅は避けていくしか無いでしょう」
「それは確かにやだよな。後急ぎすぎると肝心の回収が出来ないんだったね」
空白地帯を攻略した。ダンジョンの情報インフレがしばらく続きその都度中継地点とは関係ない部分を潰した結果。
第1中継地点の近くに4つ。第2中継地点に2つ。10年ダンジョンの集落に1つ。第3中継地点に2つ、第4中継地点(メルカトル北部の海岸沿い)に2つ。第5中継地点(ドールズの東の海岸ぞい)に3つ。東北部の漁村の近くに2つ。
こういう結果となった。数日がたちジェニーとこの事を話す事になる。
「ちょっと増えすぎじゃない?」
「これは増えすぎですね」
「どういう事?」
「いくらニューシティ付近が多いと言ってもこれは多すぎです。単純に今偏ってるんじゃ無いですか?極端にこれから他の所がでなくなるって事です」
「それは言えるかも。分かりにくいけど、他の地域でのダンジョンの発生頻度が減ってると思う。ただ思うとしか言えない。だって最近も攻略してるから。毎日見つかるなと思ってたけど、他の地区はどうか?と言うと毎日じゃない。それが今の状態なんだよね?」
「そうなりますね」
「おそらく攻略されればこれほどは生まれないと思います。意図的に中継地点以外を攻略すればこの結果は可笑しく無いですよ。もっと徹底すればもっと増えると思います。中継地点以外の情報の緻密さにまだ欠けるので。要するにニック様のパーティが異常にレベル高すぎて他の攻略速度が追いつかないって事です」
「これ僕が作り出したのか…」
「今までは中継地点のあった場所は元々人気の場所でかつニック様も攻略してましたからね。そういえばそろそろフェブラが戻ってきますよ」
「これだけ情報がニューシティに流れてきてるという事はお金を使わなくても、中継地点の賑わいは伝わってるんじゃないかな?」
「そうです」
「でねマチも戻ってくるでしょ?そろそろ海外の人達が攻略するには地方にいかないといけないって気が突くはずなんだけどね。もっと数いれば東の国は20階の財宝ドロップ参加できるんだけどな。東の国は追加の兵隊さん送ってきてくれてないかな…。ただ地方の方が財宝を得るには良いとそろそろ分かるはずなんだよ。マチにその調査をして欲しい」




