表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/108

東の国の人

「ジェニーどうなってるかな?」

「元の潰した10年ダンジョンの近くに新しく出来ました」

「皮肉だね。それルルミラとも共有しておいて戻りたい人は戻れば良いさ。なるべく攻略し無いよ。区切りをつけるために自分達で潰してくれないかな…」

「後それとそのダンジョン2つ目の中継地点も多少遠いですが近くになります。それにもう一つ報告があります。漁村から多少遠いですが、東部に1つあります」

「やけに見つかるね」

「二通りの方法で調べてますからね。普通の冒険者同士の情報と現地調査。シンプルに言えば今までのやり方がザルすぎたって話です…」

「やけに見つかるんじゃなくて、前がまるで発見できてなかったのか」

「金銭的な事を考えると圧倒的に現地調査しない方がメリットの方が多いですよ」

「しばらく残して様子を見たいから。財宝できたからオータム行ってくる。海外は行かない。後さこれルルミラに内緒でやってるけど、やっぱまずいかな?」

「なんとも言えないです。ルルミラさんが教えてくれたのに無断で通さずやるのは良くは無いと思いますよ」

「なるべくやらない。今目的があって資金が居るから。それがルルミラのためにもなるから良いやと思ってる」

「そういう事なら問題無いでしょうね。でも個人的意見を言わせて貰うと、ニック様の突拍子も無さはルルミラさんのためは必ず最初はなんとも言えない顔をした反応になると思います」

「それはしゃーないね。僕だってたまに失敗したと思ってるから…」


 オータムに向かう。


 ユーリが

「東の国行っても良いけどね」

「行かないってー、行くとしたら今度は南の大陸だから。行くならいろんな所行きたいよ」

「そだねー」


 冒険者になりたいって力の伴わない夢を持った少女だと思ってたけど、かなり出来てると思う。おそらく最強パーティの一員だと思う。当時そんな事になると一番思わなかったメンバー。彼女ほど僕の恩恵を受けてるメンバーは居ないと思う。確かに譲渡されたのはミュウの力だけど、僕のもつ身体強化とカード強化の恩恵を一番受けてる。

 元々の自力が冒険者向きだった僕に較べて一番カードの恩恵を受けてると思う。おそらくそれ以外にも金銭的に冒険者としては高価なカードを変えないので苦しかったと思う。ただ大人になったらもうちょっとやれると思う。彼女が11、僕も多分今15歳になったと思う。僕らは大人になる事でまだ伸びる余地がある。


 オータムについてまずやったのは、財宝の換金。後はこの人を通じて様々な人を紹介してもらう。その人選はある目的を持ってる。情報の伝播に長けている事。収集じゃない。繋がる部分もあるんだろうな。後は商会の人にもその伝播についてお金を払って頼む。この人が知ってる人に行えば同じ事なんだけど、それだけ徹底してやりたかった。


 内容は、南の大陸に向けて北部のダンジョン攻略後の金銀財宝の魅力について。そのリスクはあまり言わずに。軽い軽い、北部皆やってるよ。実際これ事実だった。結果は?だけど、北部って大半冒険者でなりたってる国だから。南の大陸との関係者、貿易商人。あちらと関係の深い移住者。ありとあらゆる人に情報がいきわたるように金を使いまくった。

 そもそもオータムと言う町にそういう空気を作り出したかった。当然それは東の国も刺激する。北部には金銀財宝が埋もれてる夢の場所ってイメージをばら撒いた。そもそもオータムの冒険者も刺激したかったのもある。経験者も当然居て夢破れて故郷に帰ってきてるのだろう。だが、まだ経験して無い人に是非来て欲しかった。


 餌はまいたので帰る事にした。まずはルルミラの家によった。


「オータムに行って来た」


 僕はまず無断で通さずに換金している謝罪をしてその後その理由を話した。


「使節団の人も頑張ってるし面白いと思うよ。ニックの判断でやれば良いよ。ただなるべくやらないで欲しいな。将来的にそれをギルド設立の柱にするんでしょ?」

「そうだね…」


「使節団の人どう?また国の命令でやってるの?」

「どうだろうそこまで分からないね。管理する人とか居ないからね。徐々に移民と変わらなくなるじゃないかな。東の国の王様は成果が無いと怒るのかもしれないけど。たださ最初の頃の滞在費はニックが負担してくれたにね」

「僕はそんな意識無いよ。自由にルルミラに使節団には使ってと渡しただけだから。お金切れたら追い返すの?」

「さあ自由じゃない?ダンテの力見せ付けておいたから。私に頼み込んでくるとは思えないけどね。当然この金でどうにかできないなら。見捨てるって意味だから。どうにか出来てると思うよ。ニックが見込んだ人達でしょ?」

「うん平均レベルよりは高いよ。カードもちは否か?はマイカードがしょぼいとそれほど重要じゃないから僕は全く問題ないと思ってる。攻略を考えるなら2.3倍の人員が必要なメンバーだけどね。死んで戦力が減ってしまうのが想定内じゃないと勝てないよ。人員が欲しいと本国に連絡してくれると最高なんだけどね」


「そうそうもう中継地点2機能してるよ。見てきたら?」

「そうなのか。また行く時あったら見てくる」


 家に帰るとフェブラとジェニーが居た。


「さあジェニーどうなってる?」

「また中央部に出来てしまいましたね。かなり東よりですけどね」

「以前立てた計画で集落の近くのダンジョンの付近の中継地点ってどれ?」

「少し北側ですね」

「最近の情報を加味して考えて最適なポイント考えておいて。あの集落が残ってるうちに第3の中継ポイント作ってしまおう。あそこが不適格だったのを証明したいのもあるし。もう中央部潰すの面倒。今回外れてるので潰して、今後第3中継地点付近は潰さない事にする」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ