ジンバルへ
「宝石はジンバルに輸出するんですよね?」
「はい」
「じゃジンバルに行く方法があるんですね。僕はジンバルに行きたいのですがなんとかなりませんか?」
後はスムーズに運んだ。通常荷物と一緒に人を運ぶ事が当たり前になっててそこに乗せてもらえることになった。とんとん拍子に話が進んでしまって逆に困ってる。いろいろあって苦労して乗れたを想像してたので心の準備が全く出来てなかった。もう僕は船の上だった…。
「ああ船の上だよー」
「いやいや、そうしたのニックじゃないのかな…」
「もっと面倒だと思ってたんだよ。何この簡単な海外出発」
「元々簡単力説してたのに…」
ユーリの意見が尤もだ。皆に気軽に思わせようと必要以上に軽い軽いと言ってしまっていた。どうしよう…。本当にスグ着いた。南の大陸には海みたいな川があると言われてる。そこより早いと思う。
そもそもこの2つの国って通貨も言葉同じ。人種だけが違う。当然父親みたいな異世界人との混血を考えた。しかしカード持ちが皆無らしい。その辺りは謎。ただ文化だけは違う元々は似てたんだけど、僕らの大陸が王権が緩くなってしまったのでそれで大きく違ってしまったのがある。
なんとも皮肉な話しだが、僕らの大陸はモンスターと戦うことで国家が衰弱してしまったが、島の中の人間の国家同士が戦ってやっと統一されたばかりなのがジンバルになる。と船の中で聞いたのだが、ここから僕は面白い話を聞いた、なんでも戦争が終って随分たち、兵隊さんが平和な世の中であぶれてるらしい。そういった事が騒乱の元になるから国のお偉いさんが困ってるとのことらしい。これを冒険者にしたてあげられないか?と僕は考えた。
財宝を駆使して、なんとかお偉いさんの下の下ぐらいに話が出来るようになった。
「僕達の国にはダンジョンなる場所があります。そこでは凶暴な怪物が居ます。ですが、これ食うと中々旨い。そこで怪物を狩って生きる冒険者なる仕事があります。こちらの国の平和になって力をもてあましてる兵隊さんの武力を是非ダンジョンで生かしてみませんか?」
「私の一存では」
「じゃ兵隊さんたちにこういう話を聞かせてあげるだけで良いんですよ。別に海外に行くことを禁止はして無いんでしょ?肉を食うだけじゃなくて一攫千金の宝物もあります。最低限食うにはこまらない。それに強ければ一角千金の宝の山。特にこの国が欲しがってる金銀財宝が取れます。僕の持ってきた宝物そこで取れたものです」
「話すだけなら」
「じゃそれを目一杯多くの兵隊さんに話して欲しいんですよ。僕の大陸ではモンスターの大混乱で大きく人口が減っています。食い物はあるけど、それを狩る強い人が居ない。移住なんて難しいことを考えずに一山当ててこの国に帰ってきても良いとおもうんですよ」
そう話して広めてくれるための御礼として財宝を渡しておいた。
「後はオータムの有力者を通してその町の権力者から移民歓迎の書状を遅らせるようにします。後試しに私と模擬戦をしてくれる兵隊さんいないでしょうか?私は大陸では冒険者として成功しています。財宝を見れば分かるかと思います。その実績から通用するか?測ってみます」
模擬戦が始まった。僕は敢えて滅茶苦茶な剣術で実力差をみせようとした。2刀流で剣を合わせてぐっと押し込んでかなり大柄な相手を押し倒してしまった。後は剣を突きつけて、もう良いだろうか?と言葉をかけて終了した。大体相手は子供だと思って舐めていたからそういった先入観を壊したかったから。
「僕の目から見てこの方なら通用すると思いますよ」
勝っておいて変な話だが、弱い人間に力量を認められても意味が無いと思って取ったのだが、どうでるのか…。この国の剣は刀というらしい。何故こんな独自発達をしたのか?謎だけど。ただそれを言うと僕らの大陸も地方でまるで違うタイプの剣があるので、この国もそういう流れの一つなのかと。武器としてよりお土産に一本買っておいた。
あまりたいしたお金が掛からなかったので、オータムとの取引が多い港町で観光をちょっとして帰ってしまった。今回の1度で話を進ませるのは無理だと悟ってさっさと帰ったのが大きい。なら準備すべきだったか?なら無理だと思う。制度が違いすぎて商人の娘の話しなど権力者として聞いてくれるのか?謎の部分があった。後でルルミラに話すつもりだけど。
元々、財宝が美味しく売れる差額を利用したたびなので元では一切掛かってない。たまたま大量に財宝がとれたので決行した計画立った。帰りに残った財宝を換金してオータムからセントラルに戻りルルミラ宅へ向かった。
ルルミラに事情を説明するとあきれていた。
「上手く行ったらもうけもので手紙書いてみるよ。しかし馬鹿な事考えたものだよね」
「今しか無いんだよね。安定してしまったら血気盛んな人ももう暴発してしまった後だと思うから。その気持を是非モンスターにぶつけてくださいと。ただ一攫千金は嘘。ちょっと戦ったけど、あの程度だとダンジョン攻略は苦しいね。ただニューシティの下の階ならあれは戦力になるよ。ニューシティにいるより地方行ったほうが得だと考えさせるための玉突きの元をつれてこようかとね。
後さ、例の施設進んでる?」
「順調だよ簡易だしもうすぐ出来るよ」
「問題見つけたんだよね。シティで宿屋借りながら、申し込むだけ申し込んで別荘代わりに使う人居ない?」
「住んでる実体が無い住人は追い出しても良いよ。それほど難しいことじゃない」
「それもカードの力?」
「まあ秘密ー、でも心配してくれて有難うね」
「まったまったあの金僕だよー僕の物とは言わないけどね」
家に戻った。
「さあ文句がある人から聞こう」
ユーリが最初に答えてくれた
「僕は船で大体話したし、遊びに行った程度でそれほど深刻に考えて無いよ」
「ニムルはずっと小さいドラゴンで嫌じゃなかった?」
「あっち言ってから人化で待ち見歩いていたから良いよ。後さよく見るとニックと違うね。髪だけだね」
「父さんに似てる。僕母親似なのかもね」
「ニック可愛いですからね」
「ミュウ何か恥ずかしいよ…」
「でもまだ15歳なってないでしょ」
「うんちょっとずつ成長してるとは思うけど、リルとメイが楽しいならもう良いや」
「「楽しかったですよ」」
「私は旅行してただけですからね」
「まあ僕一人やってたかな。ええいじゃ可愛い話は良いからミュウ文句言って」
「ルルミラさんに先に話しておけば、後から書状が届いて旅行できてましたね」
「ああそれだな…。何かずっと違和感あった。それさ最初は思ってたんだよ。財宝がどっかり手に入って、これ使って差額で海外に行けないか?って考えたらもう一直線でね。今度からまずこのてのルルミラにどう話すか?考えるよ」




