#4 服装をどう見るかはあなた次第
...寝よう
制服を脱ぎベッド上で寝転ぶ
オーク...ちょっと臭かったけど美味かったな...
けどやっぱり日本ってすごいわ、帰りてぇ
てか、勝てる?魔王
無理じゃね、ただの高校生が主人公補正だけで勝てるかね
やっぱ仲間か、ギルド、とかだよね
あとは魔法スキル使いたいし。異世界来たなら魔法使ってみたいよねー
だから魔法使いも仲間にしたいよね
ゲームだと、僧侶も欲しいところだわ、回復役は一人欲しいし
ベッドの上で妄想しながら、明日を楽しみに寝る
O・HA・YO!
よくねたーっ...今日は、服買って、仲間見つけて、本読んでー、よしまずはご飯食べるか
もちろんイザキャヤ
ここ以外知らんし
今日は朝だしね
この「朝イチ新鮮サラダと、怪鳥のタマゴサンドをください」
「以上でー?」
「はい、お願いします」
「少々お待ちくださーい」
3分後
くっ..そ...
ではまずサラダから評価していきます
見た目×毒々しいんじゃ!何で?キャベツは青いしトマトは紫、あ、玉ねぎはまとも、きゅうりは...白い...何故?
味が良ければ何とやら!
いただきます
普通なんだよな...これで...確かに日本に比べたらだけど、うん...美味い...
味○だね
では、怪鳥のタマゴサンドなんですが、最高だね。ありがたい、まともご飯!
ほんとシンプル、だけどこれがいい!
見た目は文句なしの◎
日本でも見る、四角のタマゴサンド
怪鳥っていうから、また気持ち悪い色かと思ったら、いい意味で期待裏切ってくるねー
では、味を...
...マヨネーズが...ないんだよね...うーん...
けど..まあいい、まともなご飯だ
味もそこそこ、いい感じ、リピート確定だ
〜〜〜〜〜
では今から服を買う、もう目星はつけていた、ここ、この武器屋、異世界で冒険者やるんだ、冒険者らしい服装にしよう
「らっしゃい、何をお求めか?」
うーん、渋いねぇ、これぞ武器屋の店主
カウンターからおっちゃんが出てくる
「おっちゃん、服はある?冒険者みたいな服」
なんか、喋りやすい、どこかで..?
「服か?それならこれだな」
おっちゃんは、服を持ってきました
動きやすそうな、ベージュのズボンに、茶色と白の服...詳しくないからどう言えばいいか...
「あぁー...いいね...ザ、冒険者ってやつだ」
「そうか?これ一式で8銀貨だ」
即決
「買います」
「毎度ありー、あ、靴も新調するか?」
「そうだな...うん、そうする」
「じゃ..ぁ...これ..とか..?」
おっちゃんが裏に行ってから戻ってくる、茶色の長靴、でいいのかな、そういうのを持ってくる
「この靴は銀貨3枚だ」
「それも買います」
「じゃあ、合計銀貨11枚だ」
金貨を2枚ポケットから出し、おっちゃんにあげる
「あんちゃん、金持ちだな、あ、冒険者やるんだろ?サービスだ、今度ともうちを使ってくれよな」
そう言って、ショートソード、短剣を受け取る
何て優しいの...この漢...女だったら惚れてるね
「あぁ、今後ともよろしくな、俺はシュン、おっちゃんは?」
「ターガスだ、よろしくな」
そう言って店を出ていく
っ..!?店を出ると、辺りが火で燃やされ...建物は崩壊...そして..人が...魔物、魔族...に...殺..されていた
そしてすぐその幻覚が消える
「はっ..!」
なん..だ...よ...幻覚..?頭いってぇ...