プロローグ
めんどくせ...学校..なくなりゃいいのに...
いきくたくねー...
なんて、心で愚痴を言いながら教室に入り、静かに自分の席にすわり、静かに席を立つ
「ーっす..はよ」
「ん、おは」
友達の席に近づいて駄弁る
「いやあのさー?これ見て、十連でフェス限2枚引き」
そう言ってスマホ画面を見せる
「なんだー?五十連フェス限ゼロに対する宣戦布告かー?」
「それはお前の運がないだけだー」
「よっしゃ、上等だよ」
なんて、くだらない話を続けている
「もうそろ授業始まる、はよ座れ座れ」
そう言われて俺は静かに席に座る
友達と駄弁って、つまらない授業受けて、家に帰って、ご飯食べて、寝て
悪くない、悪くないけど、一番に出てくる言葉は、退屈
(ナ...イハ...ラ...)
途切れ途切れに、言葉が脳に響く
ん..?また変な耳鳴り...まいっか...
窓側の席はいいわ...外見れるから
ため息をつきながら窓の外をぼうっと見る
よーやく終わったーぁ...
ほんとこの授業つまんない...体感五時間
さて...ようやく昼ー
席を立ち、友に近づく
「学食行こーぜー」
「おけー」
(シカ...フラ...メゾノ...ヒニア..!)
ま..た..?うわっ.!まぶ..し...!
その時目の前が眩しくなる
その瞬間この世界から俺は消えた
「うわっ..何だよ..今の...しゅん?ぁ..?どこ行った?」
俺の名前を言いながら友達は目を擦る
教室には人が結構残っていたため、皆んなが光が現れたところを見る
周りがざわつき始める
「...あいつから...出た?いや..まさかな、先行きやがってあの野郎...」
友達はカバンをもって教室を出る
〜〜〜〜〜〜
目の前には靄がかかった画面が、街のようなものが火で焼かれ。獣人は串刺しにされ、小さい魔法使いは惨たらしく腹が裂かれていた
目の前にはすらっとした体型の、大きく、赤い、鬼がいた
なん..!?
「おね..がい...ゆうしゃ...さま...すく..っ..て...」
そう言って僧侶は近づいてきた鬼に殴られ、トマトのように潰れていった
うわぁ..!?なん..だよ...これ...気持ち...わる...
そうして僧侶が潰されてから大体2秒後くらいに目の前が真っ暗になる
真っ暗になったら、ざわざわと声が、後ろ、前、横、全て方向から聞こえる
なんだ...?なんか...うるさくね?俺は今...気分悪いんだけど...
ゆっくり目を開くと、沢山の人間..ところどころ人間じゃない...強いて言うなら獣人?とかが、俺を囲んでた
だれ?黒いローブとか...で..下は...魔法...陣?
てか..どこ...?あと..すごく広
「異世界の勇者よ」
いせ...?はい?なんて?
俺は声のする方へ向く、そこには王様っぽい人間がいた、にしては若いけど
「今からお主には魔王を倒してもらう」
「ま...おう...?あの...話に..ついてけ
「がんば」
「は...?いや...はあああああ!!??」
こうして一人の勇者が誕生した
正直面白くなるかわからないです、頑張ります