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隋紀六 大業11(615)年 (4)-儀鸞殿-

 話は変わって、二羽の孔雀がいて西苑(せいえん)から飛んで宝城(ほうじょう)朝堂(ちょうどう)の前に集まり、親衛校尉(しんえいこうい)高徳儒(こうとくじゅ)等十余人これを見、高徳儒は上奏(じょうそう)してそれは(らん)であると思われますと言った。


 時に孔雀はすでに飛び去り、それが鸞であることを証明出来なかったが、この状況にあって百官(ひゃっかん)はこれを祝賀した。


 詔して鸞が現れたのは高徳儒の真心が天に通じたからであると言い、初めて吉兆を見たので、それにより彼を抜擢(ばってき)して朝散大夫(ちょうさんたいふ)に任命し、品として百匹の絹を賜い、高徳儒以外の孔雀を見た者には皆、一束の織物を賜い、さらに孔雀が現れた場所に儀鸞殿(ぎらんでん)を建造した。



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