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詩集S 夜のばけものの塔  作者: 仲仁へび
3/3

暗夜世界



 世界は暗闇に包まれた。

 人々は光に別れを告げなければならなかった。


 それは、神が強いた人への試練。

 暗夜は弱い人々の命から刈り取っていく。


 怯え、不安に震える人々は忘れてしまった。


 互いの間にあった絆を、温もりを。


「誰かが犠牲になれば、その分自分が助かる」


「誰かを生贄に差し出せば、今日一日は怯えずにすむ」


 血は血を呼んで。


 犠牲は新たな犠牲を生み出す。


 連鎖が起きて、不幸を繰り返していく。


 それは暗闇に支配された世界。

 人々の心から光は失われていた。



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