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ただ

ただ寝ていたいだけ

作者: 藍植雄

眠い。人の本能を考えたら、きっとこれは休息を取らなくてはというサインなのだろう。


なぜかわからないけど、夜は眠くないんだよね。


パソコンとにらめっこしてるからかもしれないけど。


午前中とか、朝はすごく眠い。


眠い→Zzz……


みたいな感じじゃなくて、


眠……→ばたん……Zzz……


みたいな。


いつの間にか意識が消えるぐらい眠い。


布団の温もりに包まれたい。


全てを布団に委ねていたい。


怒りも、疲れも、苛立ちも、


全部忘れて、夢の世界へ。


睡眠欲は、本能だから。


嫌なことも、調子が悪くても、疲れていても、


大体寝れば、良くなるから。


本当に辛い時は、寝ることもできないから。


寝れることは、幸せなんだ。


だから私は、寝ていたい。


嫌なこと、つらいこと、疲れ、怒り、苛立ち……


全てを包む「布団」に、


全てをゆだねていたいから。


ただ、寝ていたいだけ。


別に、さぼり願望がある訳じゃない。


夜中までパソコンをいじっていなければいい話だ。


でも、寝たい。


こんなことは矛盾しているかもしれないけど。


ただ、寝ていたい。


全てを忘れて、無我の境地に。


夢の世界に、いざなわれたい。


ただ、寝ていたいだけ。


体のサインには、忠実でありたいから。



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