表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/28

2/4 遠望

 太陽の眩しさに少し俯いて歩くと、金と土が混ざり合ったような色をした苔がこびり付いた縁石が目に入った。

 その脇には身長の低い草花がこじんまりと揺れている。

 太陽が放つ日光を受け取った点は、線香花火の秋の松葉のように細く伸びる白い光を私に渡してくる。

 それは案外、綺麗に瞳孔に映る。

 心の赴くままに道を進んでいく。

 見通しがいい拓けた土地。

 枯れ草が散乱し、土塊が積まれている畑の上に私の影が横たわった。

 空には縦に伸びる電柱を横切っていく飛行機雲が浮かんでいた。

 それは薄く、細く、遠かった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ