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2/1 桜色の甘み

 白い底面の凸凹したケースに載せられた苺のロールケーキ。

 ピンク色のスポンジに少し薄めの桜色のクリームが包まれる。

 そのスポンジの上には小さな雪の粒が降り注ぐ。

 真っ白なお皿とその雪の粒が相まって、冬の雪景色を連想させる。

 スプーンをそのケーキに差し込むと、ゆっくりと沈み込み、一口サイズに切れた。

 クリーム部分は口に入れた瞬間に溶け出し、スポンジ部分も噛む間もなく唾液で溶けていく。

 糖分が舌の奥を貫く。

 僅かに甘みの残った唾液がケースの溝にはまったスポンジの欠片への哀愁を膨らませた。



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