表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/28

1/28 冷気の輪郭

 たたきの上に靴を軽く放り投げて、ゆっくりと足を入れた。

 その瞬間、冷たさが足に張り付く。

 そのまま身を縮こませながら、ギリギリ一人が通れるくらいだけ校門を開けて、その中を抜けていく。

 空の雲は私の頭上一直線を避けて両端に、波立つ海の如く、折り重なり堂々とそびえ立っていた。

 コンクリートの道路を一人、風に押されながら進んでいく。

 葉っぱを落として枝だけになった木の、微妙な合間と曲がり具合が御伽噺のようで、陽光が宿って見えた。

 曲がり角で大きな建物が目の前を閉ざし、日向から日陰に乗り移った。

 寒さが身体中に一気に群がる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ