第3話 霊夢VS紫?
霊夢はLWを放ったが、紫には一切効いていない。そのまま体術での攻撃を仕掛けるも、一切効いていない。
紫「はあ、本来なら魔法使いだけで勘弁してあげたのに、どうしてここの連中は面倒事を起こそうとするのかしらね」
霊夢「あんた…紫じゃないわよね、誰なのよ」
紫「さあね、とにかく、あなたも眠ってもらうわ」
紫が魔理沙同様に打撃で霊夢を気絶させようとしてくる!そのとき、霊夢はレートガードを張る。
持っているレートはオーラとして様々な用途に使用することができる。その中にガードするというものがある。紫も攻撃にレートオーラを使用しており、この世界での戦闘はレートが重要になる場面が多いのだ。
レートガードは相殺できずに破壊されてしまい、霊夢は深手を負う。
霊夢(くそ、一応1000オーラも使ったのに相殺すらできないなんて…あいつ一体どれだけのレート持ってるのよ…)
霊夢は紫のレートを確認する。
レートを見るのは自身のレートオーラを目に集中させることで見ることができる。
そのとき、霊夢はあり得ない数値を目にしてしまう
霊夢「…は?」
そのときに見えた紫のレートは10万と書いてあった。到底追いつけるような数値ではない、不可能である。それと同時に、紫は誰かに操られているということもわかったのだ。紫は賢者級のため、ここまでの数値にすぐ跳ね上がるのはおかしいのである。
霊夢(なんでみんなこんなのに追いつけると思っているの…?まさか!紫を操っているやつは!)
紫?「はあ、レートを見られたか。どうしても一瞬で気絶させるためにはこのくらい解放しないとダメなのよね〜」
霊夢「あんた、まさかみんなの前ではレートを!」
紫?「ええ、そうよ。8000くらいにしておいたわ。そしたらかなりみんな成長早いから、さっさと追放しておかなくちゃと思ってね。だから理由を付けやすいやつらからどんどん追放していってるのよ。ここを私の物にするためにね。」
霊夢(どうしよう、このままだと私も追放どころか殺されてしまう!すぐに逃げないと…)
紫?「さて、そろそろあなたの相手も飽きてきたし、始末しちゃいましょうか。」
紫が攻撃を仕掛けてくる。その瞬間、霊夢は残りのレートオーラをすべて技に使う。
霊夢「テレポート!」
そう言うと霊夢は消えてしまう。間一髪であった。
紫?「霊夢の気配が見当たらない…レートを全部消費したせいか、このまま放っておいても多分死ぬわね。なら放置でもいいか」
紫?は魔理沙を連れてスキマへ消えていく。
紫?「ふふ、この力、本当に便利ね…さて、残りの適正者候補もさっさと追放してしまいましょうか。このアフィリの手で。」
そう言うとアフィリは自身の目的である幻想郷を自分の物にするためにどこかへ消えた。