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14 駿樹は意外らしい。

作者の仕事が大詰めで忙しくなっています汗。合間をぬって連載していくので、是非ともこの作品を宜しくお願いします。

___


「じゅういーち、」


「…、じゅうにっ!」


何日か練習をコツコツやっている成果か、だいぶ続くようになってきたな。


「今日はそろそろ終わりにしようか。」


氷上くんがいう。


「だいぶ千星もうまくなってきたじゃん。」


「えへへ…、そうかなっ?でも、まだまだ頑張らないとなっ!」


千星はすごく努力家だな。素晴らしいよね。


「ちぃ、それと…君、李央先輩が、明日の昼は集合だって、今言われたわ。」


「そうなんだぁ、りょ〜かーいっ!」


「分かった。新しい案件か何かかな。」


「ええ、きっとそうだと思うわ。」


最近は練習ばっかだったから、なんか久しぶりだな。何だかんだ恋愛相談室部の活動、楽しんでるな、俺。


___


「急だけど集まってくれてありがとう。」


「全然気にしないでください。それと、今日は新しい案件ですか?」


「ああ、そうだよ。WEBで募集しだしたのは覚えてるかい?今日はその中で気になったものがあったから。」


「なるほどですっ」


「李央先輩、それで、どんな内容なんですか?」


「それはな…、」


部長が画面を見せてくれた。


・・・・

恋愛相談室部さんですよね。DM失礼します。以後『きなこもち』とお呼びください。


今回相談させてもらうのは、初デートに行くならどんな場所がいいかということです。

僕は4月に初カノが出来ました。もうすぐGWなので、デートに誘いたいと思っています。

ですが、何も経験のないので、どのようにすればいいか全く分からないのです。

だから相談させてもらった次第です。


彼女を楽しませてあげたいという気持ちはすっごいあります!

どうか、返信をお願いします。


・・・・


「なるほどぉ。」


ていうかもうすぐGWなのをすっかり忘れていたよ。もうそんな時期か。


「ということで三人にもどういうデートプランがいいか聞いてみたいんだ。」


「じゃあ、全員でせーので言おっ!!」


「「「分かった(よ)(わ)」」」


「おっけいっ!行くよ〜、せーのっ!」


「ショッピングだろ」「水族館、じゃないか?」「遊園地っ!」「おうちデートよね?」


うわぁー、はい。見事にバラバラだね。うん。


「千星はなんで遊園地にしたんだ?」


「私が行きたいからっ!!」


ズコォォォォっ!

痛って!足の小指、机の角っこにぶつけたぁぁ!!


「ちせちゃん、遊園地のメリットは?」


「とにかく、つまらなくなることがないですっ!」


確かにアトラクションがたくさんあれば次どこいこう?っていうのも楽しくなるもんな。


「私は、遊園地は、並ぶ時間が長いから苦手だわ。しかも、会話が続かなくなったらすごく気まずくなるし。」


「あー、俺もそれは共感だな。」


「あと、絶叫系で好みが分かれていたらやめるのがいいかな。」


部長もそう言う。


「ぅぅぅ、そうですか。でも、みーちゃんが言ったおうちデートも中々キツくないっ?」


「ハードル高いよなー。」


「そうかしら?周りに邪魔されるわけでもないし、いい空間になると思うわ。」


「することなくなったら詰みゲーだろ、」


「話題が尽きたら終わりな気がするしね。」


「結果、気まずくなるよねっ。」


「ボコボコに言うわね…。そうなるとショッピングか水族館になるわね。」


「瀬早クンはどうしてショッピングにしたんだい?」


「ショッピングだと、相手の好みが色々とわかるじゃないですか。あと、単純に店数多いんで飽きることもないかな、と。」


「「「………、」」」


「結構まともに考えているのね。」


「おい、言い方ひどいな!?俺だってそれくらいちゃんと考えるさ。」


「正直意外だったっww!」


癒し枠の千星までそんなことを〜泣泣。君は俺の味方だと思っていたのに!!


「この部活に入ってきて大丈夫かと思っていたけど杞憂だったみたいだね。」


部長ーーーー!!!!確かに俺はこの部活には似合わないけどもっ!


「みんなしてひどいっすよ〜〜」


「ごめんごめんww。でも瀬早クンがいいこと言ってくれたね。」


「ぶちょーはなんで水族館ですかっ??」


「生き物たちが話題の提供をしてくれるからかな。」


ほう。


「かわいいーとか、でかーいとか、そういうことですかっ?」


「そんな感じかな。」


「会話の種に困ることはないわね」


「確かにそうだな。」


「じゃあ、ショッピングか水族館ってところかな?」


「そうですねっ、でもどちらにしましょうかっ。」


「そこが悩ましいよな。」


「「「「う〜ん、……。」」」」


せっかくいいところまで話を詰めれていたのに、難しいなー。


「時間も時間だし、また明日の昼休みにしようか。」


と部長がいう。


「そうですね。」


明日にはしっかり意見が言えるようにしよう。

この作品が良いと思ってもらえたら、コメント・ブクマ・★ ★ ★ ★ ★をぜひ!

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