表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Silent Night  作者: 結城コウ
0話
3/119

1話-1

いつの頃からだったろう?


俺がこうなったのは…



…俺は傍観者だった


自分の事なのに


まるで見知らぬ他人を見下ろしているような…


そんな感じだ


その為か


あまり熱心に何かをしようと思わなくなっている


何故、俺がそうなったのだろう?


答えは…多分…


俺の四年以上前の記憶が無いからだ


原因はよくわからない


でも、多分


俺が記憶を失うくらいの何かがあったのだろう


もし…


誰かに『お前は優海蒼真では無い』


って、言われたら多分信じるだろう


…家族の事もあるし


でも、




…まぁ、




別にそれでも構わない




今の『俺』は少なくとも『自分』である事は違い無いのだし




…そう、思いたい




けど…


…不安なんだ




だから、なのかな?


他人の前じゃまるで


『作った自分』を演じているみたいだ



…本当の『自分』が


本当は


わからないんだ



それだからかな?


俺が俺でいれる時間



それがこの



静寂な夜の時間なのだろうか…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ