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プロローグ
高校生の頃に書いた作品の転載になります。
この世界は壊れていた
多分…始めから
存在する意味さえ
あるかどうかわからなかった
ただ…貴方が居た
それが私にとって
とても、幸福な事だった
だけど、それは一時的な物
ましてや、貴方が居なくなってしまったなら…
だから、
これは復讐
お前達と
この世界に対する
別に構わないはずだ
いくら壊したとしても…
狂っていたから
始めから
だから、いいでしょう?
どんなに壊れても
だって、
始めから壊れた世界なのだから
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