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お正月

作者: 秋葉竹



アリバイは、崩れない、


紙飛行機は、落ちていた。


雪だるまが、崩れていた、


見渡す限り、雪景色。


お正月の、少し寂しい


公園に行って、冬空をみた。


あとで、ミカンを、食べたあと、


炬燵で、眠り込む。


アリバイは、崩れない、


私は、死んでいても。


元旦に、お雑煮を食べたけど、


今年は、白味噌にしてしまった。


鏡もちも買わずに、済ますつもり


だったのに、安い小さいヤツ、買った。


じゃあ、私の、心を殺したの、だれ?


真っ暗な、部屋での、年越しだったわ。


あなたを待って、幸せに、


なれないみたいで、殺したの。


これも、自傷行為というのかな、


アリバイは、崩れない。


あなたは、実は、犯人ではない。


どんな、証拠もない。


私を殺したのは、私だったんだ。


ポカポカの炬燵で、死んでる私は、


たぶん、二度と、


みらいの夢を、みれないみたい。









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