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本を読む

僕の肌は白い。読書となんの関係があるのかと思うだろうが一寸話を聞いてほしい。この白肌はなんちゃらという菌が住んでいるのが原因だ。別に人間様には悪さをしないから僕は構わない。一種の木材腐朽菌で紙を食べる。だから、本が大好物だ。彼らの中間宿主となっている僕は次々に本を読む。彼らは新しい住みかに行き着く。そういうわけで、僕が本を読むのは彼らに操られているからであって、とんどん本が増えるのはやむを得ない。

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