1話
想像力と賢さないと文章ボロボロになるってはっきりわかんだね。
ブクマ2件入っててひっくり返った。
PVも100とはたまげたなぁ…(驚愕)
こんなクソザコ小説ですが、まぁ、少しでも楽しんで頂けたら幸せです。
―気付けば辺りは血の海で、死体が大量に大地に転がっていた。
ふと自分の手を見れば、その刀を持った手は赤く染っていた。
刀からは血が滴っていた。ふと視線を感じて後ろを振り向けば、
そこには生首があり光を失った目が赤く染った俺を写していた…
――――――
と、俺はそこで目が覚めた。岩の壁と巨大な蛇の死体が目に入る。
一眠りしたおかげで昨日の疲れはとれていた。そしてあることに気付く。
眠る時抱いていた刀が無くなっていた。まさか盗まれたのか。
と、頭に技の発動の仕方がが流れてきた。
「召喚〝魔刀 斬滅〟」
手を前に出してそう唱えた瞬間、地面から魔方陣と共に刀が現れた。
俺はその刀を持ち、鞘から抜き放つ。黒き刀身が、キラリと輝く。
ふむ、この刀斬滅っていう名前あったんた。よろしく斬滅!
俺は斬滅を鞘にしまい腰に差す。湖で俺を見れば、そこには血で濡れた「処女で悪いかァ!」と書かれた服を着た美少女。うーんアンバランス!
とりあえず俺は、この洞窟から出るために、洞窟を歩く事にした。
適当な方向に歩いていたら、案の定モンスターに遭遇した。
牛の顔をしたムッキムキの魔物。ミノタウロスだ。俺は斬滅を抜き戦闘態勢に入る。と、そこである事を思い出した。
(そういやミノタウロスって雄しか居ないんだったよな。たしか繁栄する為には戦って他の雌を孕まs…)
そこまで考えた瞬間、俺の体は自然に動いていた。大地を蹴りミノタウロスに一気に近づく。ブモォォ!!と声を上げてミノタウロスはそのムキムキの腕を俺に振り下ろそうとする。俺は足で思いっきり腕を蹴りあげた。
蹴り上げた事でミノタウロスが後ろによろける。その隙を俺は見逃さず、首に狙いを定め斬滅を全力で降り抜いた。血飛沫を上げ、首のなくなったミノタウロスが倒れる。
「…」
俺は血を振り払い斬滅を刀にしまい、歩き出した。
ちなみに魔物の死体とかは放置で問題ない。ダンジョンとかでも放置しておけば勝手に消える。大抵の場合骨も残らず消えるのだが、ドラゴンとかさっきの蛇みたいな奴は肉と皮だけ消えて骨だけ残る。ちなみに剥ぎ取った鱗や肉なんかは消えずに残る。
都合のいいものである。
…なんで俺こんな事知ってるんだろう。もしかしたら俺はこの世界で何か冒険者的な職業に就いていたのかもしれない。
歩く事数分、ようやく出口が見えてきた。
洞窟を出れば、どこまでも広がる草原と青空、そして燦々と輝く太陽が俺を迎えてくれた。
「うお…すげぇ綺麗だなぁ…」
思いっきり深呼吸をして、俺は頬を叩いた。
さて、洞窟の外に出たなら、次にするのは村か街を探す事だろう。
と、そこで頭に何かの召喚方法が流れ込んできた。
ふむふむ…え、マジでか!?異世界にこんなもの持ち込んでいいのかと思いつつ、俺はそれを召喚する。
「召喚 〝魔駆動式二輪自動車〟」
手を開きそう唱えた瞬間、目の前に魔法陣が出現し、光り輝きながら何かを召喚する。
召喚されたのは黒いボディのバイクだった。そしてバイクにはクロノと、文字が刻まれていた。
俺は早速バイクに乗った。乗った瞬間にエンジンがかかった。成程、乗ると自動でかかる仕組みか。すんごいハイテク。俺はアクセルを入れ、バイクを走らせた。
草原をエンジン音を鳴らし走るバイク。うーん、風がすごく心地いい。と、走っていたら道が見えてきた。道沿いに行けば多分何かある!そう考えた俺は道なりにバイクで走る事にした。
道なりに走りだてしばらくしたら、遠くに街が見えてきた。
巨大な城壁がぐるりと周りを囲んでいた。ふむ、かなり大きな街なようだ。馬や馬車が出入りしているのを見て、ふと俺は思った。
このままの状態で入ろうとするのは愚策だなと。見た感じ馬が主流の様だし、こんなブルンブルン言うバイクで近付いたら間違いなく面倒事になる。そう考えた俺は、バイクを降り、「収納」と唱えた。するとバイクは光となって消え去った。便利なものである。
しかしどうしたものか…歩いては結構遠いし…と考えていたら後方からパカパカと馬の歩く音がした。ふむ、こいつは好都合である。俺は地面にバタッと倒れた。
馬車が止まり、乗っていた人が話しかけてくる。
「おいあんた!?大丈夫か!?」
話しかけてきたのは商人と思わしき獣耳の生えたおっさんだった。
「ああ…道中で魔物に襲われてな…」
「そうか…災難だったな…あ、今から俺はメルギルの街に向かうんだが、あんた良ければ乗っていくか?」
よし来た。あのでかい街はメルギルと言うのか。とりあえず俺はおっさんの好意に甘え、馬車に乗りメルギルに向かっていった。
バイクと刀は登場させたかった(震え)
とりあえず1話目。基本1000から2000字がメインで書いていくゾ。
文章を思い描くのはかなり楽しいがそれをいざ書こうとすると中々進まないもんだね…