3 私の威勢のいい恫喝に、「ひっ!」とショタ?が怯えたらしく、とうとう泣き出したっぽい。
私の威勢のいい恫喝に、「ひっ!」とショタ?が怯えたらしく、とうとう泣き出したっぽい。よく見えないけど。
アッハッハ、ざまあみろ。
神様だろうが、ショタ?だろうがよぉ。こっちがちょっとすごめば、まぁざっとこんなもんよ。
こちとらもう死んでんだ、失うものなんかねェ、何でもできらあ!
……でも冷静に考えると、いたいけなショタ?を脅すシチュって現実世界だったら絶対ありえないよなー。っていうか無理。
思えば生前のわたくしは偽善が服着て歩いてるようなもんだったな。
だから外面と内面のギャップに嫌気が差して、家に引きこもり始めたのかもしれない。
……なんて、どうでもいい自己分析は置いといて。
まぁ転生に必要なんだろうけどさァ……。こういう事務的な問答はテキトーに早く済ませたい!
めんどくさいなー。あーめんどくさい。
早く帰って恋児に会いたいょ……。
「ギブロスは、あなたがこれから転生する異世界では、人類よりも早くに誕生し……」
「長い。要点だけでいい」
「あ、ハイ、すみません……見てもらった方が早いかもしれませんね。これがギブロスです」
天井からスクリーンのような白い布が降りてきたかと思うと、プロジェクターのような投影機が床からにょきにょき生えてきて、ぱっと映像のようなヴィジョンをスクリーンに映し出した。
そこには、カサカサと不快に動き回る黒光りしたg……。
「レズハーレムでお願いします」