表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未知の先  作者: 伊吹鷲津
1/1

憧れ

あの空の下には何があるのだろう。町・空・村・森…、色々な創造を膨らませる……。

未知の世界があの青空の下に広がってるのだろう。

空を見上げる度に「なんてちっぽけな迷路に私はいるのだろう」と思ってしまう。

この世界はこんなにも広いのに私は町という1つの迷路しか知らない。

生まれてこのかた、町から出たことがないのだ。

18年間この町で友情・勉強・それに恋愛もしてきた。

だが、それらはいつも空を見上げる度にどこか満たされない感じがした。

この広い青空の下では、何もかもがちっぽけに思えてしまうのだ。

だから私は「バイカー」になった。いつも自由で何かを追い求めてまだ見ぬ先へ突き進んでいく彼らに憧れたのだ。

彼ら「バイカー」達はいつも堂々としていて清々しく見えた。

この日本は90%近くが山々に囲まれており人々が暮らしている場所は8%に満たない。人びとは「北海道・東北・関東・中部・関西・四国・九州」の7ヶ所に山を切り開き生活をしているのだ。

それらのパイプ的役割を担っているのが「バイカー」であり、彼らの仕事は多岐に渡る。

荷物の運搬・移動時の警護・未だ誰も行ったことのない道の開拓・討伐等々彼らのおかげでこの日本が成り立っているようなものである。彼らはバイカー連盟に属し仕事の受注をする。また、順位というものもあり高順位の者ほど報酬の高い危険な仕事が受注できる。

因みに私はまだB下ランクで、その上にはB中・B上・A・Sとあり聞いた話ではZランクなるものもあるらしいが彼らは伝説的なものであるらしい。

とにもかくにもまだまだ未熟というわけである。

それと、私の愛車は「GPZ400」というスポーツタイプのバイクである。体勢は少々きついがスピード・小回りは抜群に良い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ