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コレクタールームの密室 3

 木原は被害者の妻の証言を合田に報告した。

「ということです」

「なるほど。月森清明を容疑者として連行する必要があるな。よし。木原と神津は中林運輸に行き事情を聞け」


「それにしてもおかしいです」

突然木原が呟くと合田は聞き返した。

「何がおかしい」

「煙草の吸殻です。机の上には煙草やライターがあるのに煙草の吸殻が床に落ちていないのです。灰皿で撲殺したならどこかに煙草の吸殻が落ちていてもおかしくないでしょう」

木原の疑問に神津は推理を話す。

「三日前に帰国したなら灰皿に煙草の吸殻が山積みになっていてもおかしくない。灰皿に煙草の吸殻が入らなくなったから捨てた。その時に犯人が来たのだろう。これで空の灰皿の謎は解けた」

「今の所神津の推理が正しい。速く月森清明に話を聞いてこい」


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