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私の恋人

 深夜零時。あるホテルの一室で須田はある人物とメールのやり取りをしていた。須田は鼻歌まじりに文字を打つ。


『透明人間さん。暴走しすぎですよ。あなたの目的は達成されませんでした。アシストをしたのに残念です。まあ熊田の携帯を壊したから半分成功みたいなものでしょう』

 須田哲夫は送信ボタンを押す。するとドアを叩く音がした。男がドアを当てると金髪の外国人が立っていた。

 どなたでしょう」

 金髪の外国人は笑う。

「とぼけても無駄だぜ。ラグエル」

 金髪の男ジョニーの言葉に須田は驚く。

「どこで分かりました。この顔が変装だと」

「熊田の携帯を撃ったときだ。そこで分かったぜ。どこかで潜入捜査をしていると。まさか警視庁の組織犯罪対策課に潜入しているとは思っていなかったが。ここからが質問だ。お前の目的は何だ」


 須田は笑う。

「私の恋人。透明人間さんに聞いてくださいよ。私は協力しただけですから。あなたも同罪でしょう。発砲を依頼したのだから」


 須田はジョニーの耳元で囁いた。それを聞きジョニーは驚く。須田は釘を刺した。

「さっき言ったことは他言無用ということでお願いします。おやすみなさい。スナイパーさん」


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