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流星会アジト爆破事件 2

 木原はこの事実を合田に伝えた。

『後十五分で都内の流星会のアジトが爆破されるだと。そんなことをされたら東京はパニックになる』

「はい。爆弾が仕掛けられている流星会のアジトは後九か所。そして深海卯吉の手帳に書いてある流星会のアジトは二十三か所。アジトがある地域の都民に避難指示を出した方がいいでしょう」


 合田は木原の指示に反論する。

『それは出来ない。流星会のアジトは二十三区全てに存在する。たったの十五分で一千三百万人以上の都民を避難させることは不可能だ』

 合田は事件を解決する方法を考える。しかし被害を出さない方法は思いつかなかった。隣にいた望月は合田の携帯を奪いある奇作を伝える。

『深海卯吉の手帳に書いてあった流星会のアジトには組織犯罪対策課の刑事が張り込んでいます。ここは我々組織犯罪対策課が全てのアジトに潜入して爆弾を捜索するしかないでしょう。爆弾の構造が分かればすぐ解体できるけれど』

 

 木原は今岡の言ったことを思い出す。

「流星会の製造した爆弾です。今岡は流星会のアジトから盗んだ爆弾を仕掛けたと供述していますから」

 

 合田はこの事実を聞き北条の元まで走り出す。

「爆発まで後十二分。それまでに間に合えばいいが」


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