表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/49

流星会アジト爆破事件 1

 事件は解決したかに思えた。その音は突然港に鳴り響く。なぜかコンビナートの中からアラーム音が聞こえたのだ。最初は何の音なのかを理解出来なかった。まさかと思い木原は椅子まで駆け寄る。アラーム音は爆弾のタイムリミットが十五分を切ったということを意味していた。木原は叫ぶ。

「爆弾だ。爆弾が作動している」

 

 神津は今岡の胸倉をつかむ。

「タイムリミットを解除する方法を教えろ」

 

 今岡は高笑いする。

「そんな物なんてないのじゃよ。わしは贋作が無くなればこんな流星会のアジトなんてどうなってもいい。そうじゃ。中林敦の煙草は盗んで置いてなぜ深海卯吉の手帳を奪わなかったか分かるか。挑戦状じゃよ。都内にある流星会のアジト十か所に爆弾を仕掛けた。ここ以外にも贋作が隠されているとも考えられるからな。後十五分で流星会は終わるよ。十一か所目のアジトに盗作を集めたから目的は達成される」

 周囲の刑事たちはこの事実に青ざめる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ