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ダイイングメッセージ 

 木原は状況を整理する。

「第二の密室殺人事件。ダイイングメッセージは山。山という言葉が意味するのは真犯人の正体。必ず暴いて見せる。真犯人を」

 

 数分後検視官の北条が現場にやってきた。

北条はすみやかに検視を始める。

「これは第二の事件でしょう。中林敦さんが殺された時と同じように後頭部に水が付着しています。第一の殺人事件と酷似していることから連続殺人事件と断定した方がいいでしょう」

 

 神津は推理を話す。

「そうだ。真犯人は富山栄一郎だ。彼の名前には山という文字が含まれている。これがダイイングメッセージの答えだ」

 周囲の刑事は目を点にする。木原がこの推理のダメだしをする。

「百歩譲って富山さんが犯人だとしても彼には動機がない。富山栄一郎犯人説も視野に入れた方がいいでしょう」


 その時組織犯罪対策課の刑事が報告した。

「流星会の熊田が現場近くにいたという目撃証言が出ました」

 現場を仕切っていた組織犯罪対策課の須田は指示を出す。

「まだ遠くには行っていないはずだ。熊田を現行犯逮捕しろ」


次回 退屈な天使たちが現れる

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