表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/44

幕間 マリア・シュリルの日記


「ニャーン!お帰り。ご主人様‥‥今日は随分と遅かったね」


「ただいま戻りました。ルナ、帰りが遅くなってしまってごめんなさい」


「別に良いよ。どうせリク達と遊んでたんでしょう?それに夜はご近所のウル婆からご馳走を食べさせてもらったからね。ゲフッ!」


「またお婆様の所に行ったの?じゃあ、また御礼のご挨拶に行かなくちゃ駄目ね」


「そうそう。それでまた、美味しお菓子を食べさてもらおうよ。ご主人様。ゲフッ!」


「‥‥‥相変わらず。美味し物には目がないわね。ルナは」


「ニャーン!それがボクの日々の楽しみの一つだからね」


このお喋りをする猫は、妖精猫(フェアリーキャット)のルナ。私と共に暮らす。家族の猫。

あぁ、それよりも今日、過ごした日々を早く〖手記〗して綴らなくちゃ。


◇◇◇◇◇


今日は色々な事がありました。


早朝、早起きの私は〖エクシルス通り公園〗を一人で散歩しながら、気持ちを整え。朝食は《ユリナの花》の潤滑油(エール)を口から摂取しました。


その後は職場である政庁へと向かい。〖記録院〗でリク先生が来るのを待っていました。


そして、今日の仕事終わり後は、私を実律型人形(マギ・オートマター)から人間へと戻せるかもしれない下の世界の〖治癒師〗が作った〖ユグドラの万能薬〗を調べる為に、〖魔具(ミーティア)・カンデラ〗店へと聞き込みに行きました。


店の亭主であるラテおじ様に〖ユグドラの万能薬〗についてお尋ねすると



〖帰還者・幻神鳥(ハーピィー)〗についてのお話を聞くことができました。


話しを聞き終えた後は、親友のアイナさんとリク先生と共に〖メイヤの洋服店〗で新しい洋服を買い。


ロロギアさんが空から現れて、一緒に〖空の飛行艇亭(リリクのレストラン)〗に向かいました。そのお店は元学友のレインさんが副料理長を務めるお店で、私達は最上階にある展望テラスで食事会を開き、楽しい時間を過ごしました。


そこでリク先生と少し良い雰囲気になって‥‥‥それ以上はまだ書けませんね。こうご期待下さい。



‥‥‥そして、〖空の飛行艇亭(リリクのレストラン)〗の食事会解散後にリク先生に言われた事があります‥‥それは‥‥



『今度の休み。〖ユグドラの万能薬〗の捜索に出掛けましょう。マリアさん‥‥‥〖クリス商会〗が主催する魔機具(ニア・ミーティア)オークションに参加します』


とリク先生は仰っていました。



《ユグドラの万能薬》捜索編開幕。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ