父に呼ばれてまた嘔吐
性的描写があり、不快感を感じる恐れがあります。
美夜は自宅に帰り、洗面所で自分の吐瀉物がかかった服を一生懸命に洗っていた。
蛇口から出ている水は冷たく、同じように冷え切った美夜の手と弾きあっている。
「なんで吐いちゃったんだろ。うざ。」
こんな事で、と言いながら掴んだ服の箇所と箇所を擦り合わせている。
「くだらない。」
美夜は自分に言い聞かせいる。
「くだらない。」
美夜は美夜にイラついている。
「くだらない・・・!」
美夜はその怒りを、今行っている手洗いに当てつけるように、指から血が出るほどに擦り合わせた。
・・・「おーい。」
父の部屋から声がする。
「美夜、いるかー?」
父の、汚い、憎い声がする。
「ちょっと来てくれー。」
父の、認識すらしたくない醜悪な声が。
・・・でも、美夜は答えなければいけない。
そうできている。
「はい、今行きます。」
美夜は2階にある父の部屋に向かうために階段に足をかけた。
「あら、美夜ちゃん大変ね。」
このゴミみたいなウジみたいなのは母の声だ。
気持ち悪い。
美夜は階段の歩みを進めた。
「お父さん、お待たせしました。」
「ああ、悪いね。」
「今日は何用ですか。」
「うーん、ははは。」
そう笑うと、父はズボンを脱いだ。
同時にパンツも脱いでいたらしく、黒くグロい何かと、太ももの長く伸び切った毛が美夜には見えた。
そのグロい何かは、醜く弛んだ腹や太ももとは打って変わって、強くいきり立っている。
「お父さん、毛の処理程度はして下さいよ。」
美夜は感情がないかのように淡々と述べる。
「いやー、ほんと幸せだよ俺は。」
こんなに可愛い娘にこうやって嬉しいことしてもらえて。
父は美夜の胸に顔を埋めながら、よだれを垂らしながら呟く。
でゅへでゅへとした、モンスターか獣を彷彿とさせる、人間とは思いたくない、そんな、汚い笑い方。
「美夜、見てこれ痛そうじゃない?」
父は美夜の胸から顔を離すと、すぐさま美夜の肩を持ち、美夜の顔を自身の股間まで押して近づけた。
「どう思う?」
「・・・はい、とても辛そうです。」
「じゃあ、頼むね。」
「はい。」
父は仕事帰りのはずだ。
当然そのグロい何かは汗と垢の臭いを強くはなっている。
皮の裏には、より、びっしりと・・・
「・・・うぷ」
美夜は思わず手で口を抑えた。
内臓がひっくり返りそうな衝動にかられたのだ。
そして美夜はすぐに我に帰った。
「ごめんなさいお父さん。なんでもありません。」
美夜は父の顔を見上げる。
そして父の眉間にシワが寄ったことに気付き美夜の額に汗が浮かび上がったが、その後特に何もなかった事で美夜は安堵した。
「なんでもないならよかった。気をつけてね。」
「はい、すいません。」
美夜はそのグロい何かを両手で掬い上げた。
「ねぇ、やっぱり汚いかな?今日のは。」
「いえ、そんな事ありません。父親ですから。」
「うーん、そう?ならよかった。」
美夜は左手と右手を上手く動かしている。
「ねえ、口は?」
「え、もうですか?」
父の指示がいつもより早く、美夜は困惑した。
「でもお父さん手が好きでしたよね。」
美夜は父の顔を見上げる。
父の顔は全体的にプルプルと赤く震え、歯を食いしばっているのが分かるほどに顎部分にシワがよっていた。
「ごめんなさい、すぐに口でします。」
美夜はそういい、グロい何かにそっと舌をつけた。
「美夜・・・」
父の声が聞こえる。
「美夜・・・」
「はい、どうしまし・・・」
「クソガキお前はなんでそう嫌そうにしかでかねぇんだよ!!つかいつからだよ父親の俺を汚いものを見るみたいにしやがって!!」
父は美夜をぐいっと押し倒すと、震えた声で怒鳴り始めた。
「なんでだよ、なんでテメェはそうやって、自分が元々いた場所を汚いって感じるわけ?それに父親にそんな顔を向けていいのか、おい!!なぜ素直に肯定しない?なんで子供が自分の父親受け入れるのに抵抗があんだよ!!!」
鬼となった父は捲し立てる。
そして父は手の届く範囲にあった、机に転がっていたペンを拾い上げた。
「誰のおかげで生きてるの?なんでまともにできないの?クソガキが、自分にできる数少ない行動すら碌に取れないなんて、どんな小さい頭をしているの?」
父は怒鳴りながら、ペンを美夜の後ろの壁に突き刺す。
「やめ・・・」
美夜は震える声でつぶやいた。
「やめて・・・」
「ウザいんだよ、無能が。ゴミがゴミがゴミが。生きる意味もないお前に俺が生きる意味を与えてやってるんだろ!!もっともっともっと!!」
父は変わらず、怒鳴りながらペンを色々な物に刺している。
「感謝っを!!しろよ!!!」
そして父は美夜を見た。
怒りで震えた手はペン先を揺らしている。
美夜を見下したその目は、飛び出てしまいそうなくらいに剥き出しになっている。
「美夜。美夜。美夜。俺が大事にしてやってなければ、お前なんか、おっぱいがついてて穴があるだけの、粗大ゴミなんだよ!!」
父がペンを美夜の顔面に振り下ろそうとした。
顔面にペンが突き刺さるかどうか、といったその直前、美夜は覚悟で目を伏せながら、眼前にある、依然変わらずいきり立つグロい何かを咥えた。
「おっふ♡」
父はダミダミの裏声でそういうと、背中を丸めて美夜の頭を撫で始めた。
「おおん♡あん♡」
父は腰をくねらせる。
毛で覆われた脂肪だらけの太ももも、それに伴ってフリフリと揺れる。
「美夜、あっ♡分かれば、おっ♡いいんだ、ぞ・・・っ♡」
父は変わらず美夜の頭を撫で続けている。
このまま噛みちぎってやろうか、とも考えた。
しかし、父の手には依然ペンが握られている。
・・・本当に殺されてしまう。
そんな恐怖が美夜を拘束し、結局美夜はただ従う事しかできなかった。
父は先ほどまでゆったり左右に揺れていたが、美夜の頭を不意に掴むと、激しく前後に動き始めた。
「美夜♡美夜♡美夜♡」
「おっ♡おっ♡」
喉奥がゴンッガンッと突かれる。
「お、おゔ、ゔぉ」
美夜の声にならない声が漏れる。
隙間からは美夜の吐瀉物が漏れ出す。
「美夜♡あはっ♡あっ♡」
ごぶごぶと音を立てながら、窒息しまいと隙間から吐き出す。
骨に響くゴッゴッ、という音が早く激しくなっていく。
「み・・・♡」
父は美夜の頭をこれでもかと引っ張り、目にまでグロい何かが貫通するほどの勢いで喉に押し当てた。
そして。
びゃぐっという音と共に喉に噴出され、そして口内じゃ収まりきらないそれは喉の奥から口まで広く勢いよく広まった。
「み・・・♡」
父は最後に頭を撫でると、机の上に転がっているタバコを吸わんと机に座った。
美夜は鼻、口から溢れ出る吐瀉物を垂れないように服で拭うと、父の部屋を後にした。
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