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妄黙ワールド

よく小さい頃に食べ物を残そうとしたりすると

世の中には貧しくて十分に食べられない人がいるのよ

なんて言われてきたけど

だからどうだというのだ?

そんな奴らオレには関係ないし どうでもいいし

嫌いな食べ物を食べることで誰かが救われるわけではないし

そりゃ 幼い時は何とかしたかったかもしれない

だけどどうすることもできないに決まってるじゃないか

大体お前たちも何にもしていないじゃないか

都合のいいときだけ引き合いに出して

実際は何とも思っていないで それどころか

内心ほくそ笑んでいるんじゃないのか

自分よりも下の人間がいる

どんなにつらいことがあってもそいつらを見下せばいい という

ちっぽけなプライドをただ守っているだけ そのための それだけの

安い同情なんて くそくらえだ

人は誰でも素直になりたい 正直に生きたい なんて思ってたりするけど

所詮夢物語 心の奥は 傷だらけ サビだらけ

どす黒い冷たい 悲しい気持ちでいっぱいだ

そんな暗い感情がいつも渦まいて

人をダメにして (ある意味)人間らしさが表れて

本当の気持ちとは裏腹に

どんどん嫌なヤツになっていく

結局 格差社会 戦争 地球が壊れていく

あらかじめ予定されていたかのように

人は自分のことだけを考えて生きていく

いや自分のことすら 何も考えてないのかもしれない

ふと気が付くと 今何をしているのかがわからなくなった

途端に景色が歪んで 暗くなって

閉じ込められている 息もできないほど苦しくなって

さびしくなって

怖い

全て忘れて世間に身を委ねる

今日も誰をけなして 誰にこび売って 誰を利用して

誰にけなされ こび売られて 利用されて

自分自身を否定して されて 相手も否定して されて

ゴールも見ないで 何もかも忘れようとして

誰を殺すの

他の誰か それとも自分自身

それとも…最初から生きていないの

どーせ平和なんて訪れないんだ

あーあ

世界が滅びたら

みんな平等になるのかなあ


ほうれん草を 何もかも

ゴミ箱に捨てた






嫌いな食べ物→ほうれん草を残すための言い訳の詩ですw

愚痴を書き連ねたような作風で、毒の含んだ、皮肉というか卑屈というか素直になれない系の反抗期ポエムでしょうか。

では、いざ次へ。

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