だいめい
せかいって なあに?
ぼくはこのせかいではいつも
おなかがぺこぺこで いつも
ねむねむなのです
ありさんにはありさんの
にゃんにゃんにはにゃんにゃんの
ぼくたちにはぼくたちの
せかいがあるのです
そして いっこいっこがそれぞれの
せかいをもっています
だからひとつのせかいにみんながいるのは
すこしきゅうくつだとおもいます
あとせかいをひとりじめするひとたちがいます
そういうのはわるいことで
わるいことはやっちゃいけないのです
おそらにちりばめられた
かがやく ちいさい せかいたちは
ぼくたちをしっているのかなた
ううん ぼくをしっているのかなあ
そぼくなぎもんにこたえられる
せかいはいるのかなあ
だれにもきづいてもらえない
ずっと ひとりでないている ひとは
かならずしつもんがあります
ときがたてば なにもかんがえなくなります
でもそれは おおきなまちがいです
じぶんのことしか じぶんのことすら
かんがえないのは
とてもひどいことです
なんとかしてしつもんにこたえて このせかいに
ひきもどすひつようがあります
どうしてこのせかいにいるのかは
わからないけど
うまれてきたのはたしかなのです
いのちってなあに?
とおいむこうのほしには
ぼくたちとおなじ いのち はあるのかなあ
だれかをきずつけたり
じぶんをきずつけたり したらちがでます
たかいところからおちたり
ふかいうみにしずんだりしたらしんじゃいます
しんだら このせかいからおいだされ
くらくてせまい む にとじこめられます
すごくこわいけど おそらく
ほんとうだとおもいます
なぜかはいえないけど たぶん
うまれてくるまえにいたからでは
ないでしょうか
どうにかして このせかいでこたえをさがす
どりょくをする ひつようがあります
そうです こたえをさがすために
ひたすらあるいているのです
これをよんでどきっとしたひと
それはただしいかんじょうです
これをよんでどきっとしないひと
どきっとしてください
ふあんにおしつぶされそうなときや
みちにまよったときや
よんでみたくなったときは
いつでもこれをよんでください
さいごにひとつだけ かせつをいいます
せかいがてをつないで いのちとむきあうために
せかいはひとつに いのちはばらばらに した
そして つまらないゆめをあたえて そのことをわすれさせた
ものがいる
いつまでも がんばってください
おさないころの さんそるばふぉる
全編オールひらがなで、下書きみたいに書かれています。ひらがななのは作風ですが、全部書いたものの推敲されないまま眠ってしまった作品ですね。。。
書いてる途中は、ものすごく自信満々だった覚えがあります、、、全部の詩に言えますが、完成したのを改めて見ると、意外とフツーだったり(笑)
タイトルが「だいめい」なのはシャレも入っていますねー。一応「大命」ってことです汗汗
捕捉「最低限の推敲」
①文字が薄かったり力が入ってなかったりしても、詩として続いていればそのまま載せる。
②ちょっとしたメモ書き、書き足し、書き直し程度なら採用せず、初めに書いた文を尊重する。
③長文を線で消したようなものは、書き損じと認め、載せない。
④空白のバランスや誤字脱字、漢字の変換等、必要に応じて今の潮風が「最低限の推敲」で簡単に整える。
なんか固い文章になってしまいました……汗
これでボツ詩の荒々しさは表現できるかと、、、初期の作風は一言で言えば「冗長」です。(笑)