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星と星

星と星がお話してる

季節過ぎてもこころ映せない

始まりの音はとても小さな音だから

みんな気付かない

気付かないけど遠くで手を振っている

夜の断崖に腰掛けて

人々はヒトデを集めてる

砂の粒のようになって


ヤドカリの移動を見つめても

心が晴れるわけではない

だけど浜辺は静かなので

ここに集まってくるみたい


星の一つになりたいけれど

簡単になれるわけではないみたい


燃える心と静かな草原

こころ少しずつ草原に吸い込まれてゆく


たとえ船が空を飛んだとしても

ヒトデは砂に埋もれてゆくから


ふりむくとその人は笑っているから

冷たい風が吹いていても


畑の近くを歩く

まるで夢のよう

会話するフキダシは

心の中のランプのように

灯っては消えてゆく

それがいいみたい


春の夜

桜の木を見つめた

電灯に桜の花びらが照らされていた

夜の夢なのかもしれない

夜の夢みたい



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