第五話「パフパフって意識飛ぶのね・・・」
ちょい誤字あったので修正。ついでに一部言い回し変えてみた。
え~と・・・どうも。
みなさんおはようございます。トーヤです。
はい、先ほど目覚めました。えぇ、今日も全裸でした。
「おはようございます。トーヤお嬢様。」
「うん、おはよう・・・え~と・・・ローラ?」
「はい、なんでしょう?」
「ワタシ、なんで今日も既に全裸なの?」
「ご安心ください、害虫は駆除致しました。」
「・・・害虫?」
部屋の隅にはメイが転がってた。がっつり縛られて・・・
「先ほどお嬢様のベッドにジャンプしながら一瞬で服を脱ぎ
ダイブしようとしていたので華麗にインターセプト致しました。」
「・・・へ、へぇぇ・・・」
「私、魔法はぜんぜんですがこういうのは得意なんです。」
なるほどね。
・・・ん?なんかぴくぴく動いてる?
「あれ、大丈夫なの?なんか動き方怪しいけど」
「あぁ、大丈夫ですよ。あれはたぶん、気持ちいいんです。その手の趣味の方が好む縛り方をしてますので。縄の食い込み具合がそろそろ快感に変わる頃ですし。」
・・・変な趣味に目覚めてないよね?あれ・・・
「メイが転がってるのはわかったけど・・・ワタシが全裸の理由はまだわからないんだけど」
「はい?私が先ほど剥いたからですが?」
「・・・なして?」
「昨日もお話ししましたが、お着換えを手伝おうかと」
「やめてって言わなかったっけ?」
「はい、ですがこれは私の朝の楽し・・・げふん、大事なお仕事ですのでお断り致します。」
「今、楽しみって言おうとしたよね?」
「お嫌でしたら剥かれる前に起きてください♪」
・・・・
んでまぁ、無事?お着替えも済んで食堂へと向う。
「今日はお父様とお母様は?」
「はい、食堂でお待ちです。ご一緒にお食事されるのを楽しみにしていらっしゃいました。」
ふむ、今日はおるんか。
「・・・・・」
「ん?どうしたの?」
「いえ、お嬢様、変わりましたねぇ。以前は旦那様の話を始めると凄く不機嫌になられましたのに・・・」
なんだ?反抗期だったんか?まぁ、中の人違うしねぇ・・・
食堂に入った途端に何も見えなくなった。ってか息もできない?
しかも動けない・・・金縛り?いやもういいだろ?ってか起きてて金縛りって
「おはよう♪今日もトーヤちゃんかわいいわぁ」
この声はお母様か。ってことは例のパフパフ的なあれか・・・
「やっぱり抱き心地、最高ね♪癒されるわぁ」
夢のようなシチュエーションだな・・・って
そんなことより息出来ないって・・・く、くるしい・・・
「・・・奥様?」
「なにかしら?ローラ?」
「・・・・お嬢様がぐったりしてますが・・・」
「・・・あら?」
「おーい・・・」
「・・・・」
「おーい、いきてるか~?」
「・・・・」
「よし、今度はGにでも転生させるか・・・」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
「なんだ、ちゃんと意識あるじゃん」
ってまたでた、自称神様・・・
「ひどいなぁ、一応、ちゃんとした神様なんだけど」
ってことはなに?俺、おぱーいで窒息死?
「いや、今回はまだ大丈夫。ちゃんと送り返してあげるから。
まぁせっかくだから少し話でもしようか。転生して一週間、どうよ?」
どうよって・・・なんで幼女なのよ?
「かわいいでしょ?」
たしかにかわいいけどさぁ・・・
「あげた力もちゃんと使えるみたいだしよかったよかった。」
使えるっていうか・・・暴走?しまくり?みたいな?
「ちょっと他より強くしたからねぇ、まぁ手加減は自分で覚えてよ。」
手加減できるようになるん?これ・・・
「うんうん、大丈夫大丈夫・・・・たぶん」
たぶん???
「もう一つのほうもちゃんと効果出てるし」
ん?もうひとつ?・・・もうひとつって?
「あれ?いってなかったっけ?」
聞いてない。
「なんかさぁ、こないだの話でモテたいみたいだったから
ついでに魅力にもちょいおまけ足しといたのよ。
『魅力』通り越してもうね『魅了』ってレベルまで」
え?
「ちょっと上げすぎたみたいで無差別に効果出てるみたいだけど」
ん?ってことは・・・この一週間の・・・朝のローラのあれとか
風呂でのメイとかは・・・
「うんうん、面白かったよ、あれ。」
お前のせいかぁぁぁぁぁ!!!ってか見てたんかい!
「うん、最高に笑えたわ。これからも期待してるから。でもやっぱりあれかねぇ?」
ん?
「いやさぁ、元々は男だったじゃない?んで女性になったわけじゃない?」
まぁそうだな。
「やっぱ男相手にエッチするようになるわけじゃん?普通は。・・・ってことは気分的には『あ"ーーーーー!!!』みたいな?」
うっさいわ!!!!
「おっと時間だ。んじゃまたね~♪ |д゜)ノシ」
くっそ、覚えてろ?
|д゜)