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第二十九話「妹?」

ローラに抱きかかえられ、とりあえず部屋に戻った。

部屋にはあの場にいた全員、メイド3姉妹?

メイ、ローラ、ミミ

そして幼女3姉妹?

ワタシ、ドルガー、・・・・だれ?

「落ち着いた?おねぇちゃん?」

見知らぬ子?って、この子も自分そっくり・・・

ドルガーも似てるけど彼女は赤髪に青い瞳。

この子は髪の色も瞳の色も私と同じ金髪に赤い瞳・・・あ、右目のところにほくろ?

「ごめん、ちょっとワタシ達3人だけにしてもらってもいい?」

「かしこまりました。ケイトお嬢様」

ローラがメイとミミをつれて部屋を出ていく。あ、この子ケイトって言うのか・・・

「さて・・・それじゃ説明するね?おねぇちゃん。」


夢の中。ワタシ、トーヤが部屋を出た後の話。

ケイトと神の交渉。

トーヤはトーヤのままでケイトは妹として戻る。

その為の新しいカラダの準備やつじつま合わせ。

全員の記憶操作などなど・・・

「よくそれ、OKだしたな、あの神・・・」

「まぁ、多少、強引に・・・ね?」

にっこり笑うケイト。目つきが何故か怖い。

なにしたんだよ、一体・・・

「ワタシは頭首にされるのが嫌で逃げ出した。

他にやってくれる人がいるなら戻ることも別に・・・それに」

黒い笑みから一転、急に真面目な顔に変わるケイト。

「ワタシと入れ替わったあなたは・・・ワタシが嫌で嫌で仕方なかったこの状況を楽しかったと言った。あの神に色々見せてもらったけど本当に楽しんでるように見えた。」

「そりゃまぁ、異世界に性転換、魔法etc・・・普通じゃ経験出来んしねぇ・・・」

「そんなあなたとならこの世界も楽しめるのかな?ってね。」

「・・・・」

いいのかそんなんで・・・

「そんなわけで、これからよろしく♪」

よろしくって・・・・

「あぁ、そうそう、神から手紙、預かってるんだった。」

手紙!?・・・なんでもありだな・・・あいつ・・・

「ちょっとまってね。どこにしまったかな?」

ごそごそと・・・なんでパンツの中あさる!?

「あったあった♪ ほい♪」

んなとこしまうなよ・・・



『これ、見てるってことは無事、戻ったようだね。

さて、今回、輪廻の話はなかったことにさせてもらった。

すまないとは思うが、もう少しその世界にいてもらおうと思う。

その乱暴な幼女がどうしても君と一緒じゃないと嫌だっていうもんでねぇ。

危うく殺されるところだったよ。

とりあえずは君のハーレム要員が一人増える程度に思ってもらえればいい。

やったね、モテモテじゃん♪


しかし、君に魅了の力は必要なかったかもねぇ。

まさか魂の状態であの野生児を手懐けるとは思わなかったよ。

引き離そうものならわたしの身がどうなっていたか・・・想像するだけで恐ろしい。


まぁ、そんなわけだからがんばってよ。

この先、君たちがどうなるのか、楽しみにしてるよ。



まだしばらくは君を酒の肴に腹を抱えて笑えそうだ。


一応、神のおべいろんより


P.S.

ドルガー君に、「たまには一緒に飲もう」って伝えといて♪』



だれが酒の肴だよ・・・それに一応神って・・・

って、やつ、名前あったのか・・・


「ドルガー?あの神と知り合いだったの?」

「うん?一応な。今の神竜になる前、前世みたいなものか。その頃の腐れ縁じゃ。」

「その神が飲みに行きたいってさ・・・」

「やつは絡み酒じゃからなぁ・・・遠慮したい・・・」

うわ、ほんと嫌そうな顔だわ・・・



(-"-)

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