表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/29

第二十七話「うみ~~~~~~!!!!」

庭で久しぶりに二輪で遊んだ。

他の魔法だとことごとく暴走するのに

何故かこいつとは相性が良い。


まずウィリーとかジャックナイフとか・・・ウィリーみたいにフロント持ち上げて木に当て、反動でターンとか。

東屋のテーブルに乗ったり。

うんうん、結構出来るじゃん。


調子に乗って壁に板を立て掛け、勢いつけて屋根に乗ったら流石にローラに怒られた。

普段ならここでやめておくところだが

あまりに暇だったのでローラの目を盗んでは屋根に登り怒られる・・・をしばらく繰り返してた。

だって、怒ってるローラ、なんかかわいいんだもん。

遊びに来たミミが見て「ラブラブだね♪」だとさ・・・


その後、ミミの提案で街に遊びに行くことになった。

例の馬なしの馬車にミミ、ドルガー、ローラと共に乗り込む。

またもやメイが馬の被り物で登場・・・きょうもすれいぶにーるなのね・・・

「ではしゅっぱーつ!!」

メイの掛け声と共に山の中をひた走る馬車。


三十分ほど走っただろうか。馬車が止まったので外を見ると・・・

何故か砂浜にいた。

「道間違えちゃった。てへっ♪」

「・・・・・」


せっかくだから遊んでいくことになった。

「こんなこともあろうかと・・・」

全員分の水着を取り出すメイ。・・・・計画的犯行か・・・


ローラには白のビキニ。

ミミにはフリフリのついたピンクのワンピース。

「お嬢様にはこれです!!」

ドヤ顔で差し出してきたのは・・・胸に「とおや」と名前が貼られたスク水。

「チェンジ!!」

「ぇーーーー!」

いや、ワタシもミミみたいにかわいいのがイイ。

中身おっさんでも見た目幼女だし。

「・・・仕方ないですねぇ。」

と言いながら出してきたのは・・・・

白スク水・・・・

「・・・いや、それだったらさっきのがマシだと思う・・・」

「ではさっきので!!!」

結局、スク水着るはめになった・・・・

ちなみにさっきの白スク水はドルガーが着用。


「準備運動はちゃんとしてくださいね♪」

メイの指示の元、準備運動を行う。・・・何故かラジオ体操第二・・・・

「異世界から伝わった画期的な運動」とドヤ顔のメイ・・・・

しかし・・・メイド服でラジオ体操第二・・・なんだかなぁ・・・


準備運動も終わった。

「さぁ!泳ぎましょう!!」

そう言って服を一気に脱ぐメイ。

すぽぽぽーん!!と脱いで・・・見事に全部脱いでた。

股間にはしっかりと魔法でモザイクがかかっていた。

魔法って便利。

「みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ローラが叫び声をあげながら回し蹴り!かなり沖のほうまで飛んで行った。

その後、沖のほうで水柱が上がることが度々あったが結局、メイは戻ってこなかった。


ローラが「大丈夫です」というのでそのまま放置して帰宅した。


翌日、いつも通り、メイド服のメイがいた。

新聞には「クラーケン討伐」の文字。

朝食はイカづくしだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ