第二十五話「告白?」
「やっほ~♪久しぶり♪」
♪がうざいな・・・って、また死にそうなのか?俺。
「う~ん、どうだろう。たぶん死にはしないと思うけど・・・」
思うけど?なんなんだよ・・・
「まぁ、面白いものが見れそうだから一緒に見よう♪」
面白いもの?
「うん、意識を失った君の様子。」
・・・・え"っ!!
「このまま凌辱され放題♪」
ぎゃーーーーーー!!!も、戻せ!!
ーーーーローラ視点ーーーーー
「!!」
突然、お嬢様が倒れた。あのお茶に口をつけてすぐだった。
こいつの仕業か・・・
「・・・貴様、お嬢様に何をした!」
『動くな!!』
!!・・・金縛りのように動けない!
「むふーーー♪、僕、こういう拘束魔法とか得意なのよね♪」
お嬢様の親戚だけあってかなりの力・・・
「よーし、今のうちに全員、隷属の首輪つけちゃえ♪」
・・・それが狙いか・・・まずい、お嬢様だけでも逃がさないと・・・って
お嬢様がいない??
「うふふふふふ・・・・」
え?
「うふふふふふ・・・・なんか、気持ちいいわね・・・」
お嬢様が飛んでる・・・・実際に飛んでるし、トリップしたって意味でも・・・
「むふーーー♪もうクスリが効いてきたかな?」
やっぱり何か入れてたのか・・・・
「うふふふふふ・・・・熱いわねぇ・・・」
すぽぽぽーん!!
ぬ、脱いだーーーーー!!!が、眼福!!とか言ってる場合じゃない!!
「むふーーー♪さぁ、僕の物になるんだ♪」
「・・・・・ぎろっ」
あ、お嬢様の目がすわってる・・・・
にらんだ瞬間、ハダカ美女?軍団の首、隷属の首輪が一斉にはじけ飛んだ。
ーーーーローラ視点 終ーーーーー
「・・・・・」
・・・・・・
水魔法、土魔法、炎魔法と次々繰り出し
高笑いを上げるサキュバスのハダカ幼女を神と二人、眺めていた。
「つ、つよいね。君の身体・・・」
目の前に映し出された自分を見て絶句。
これって・・・なに?
「う~ん、そうだねぇ、例えるなら・・・酒乱?」
・・・・え?
「さっき一口飲んだお茶、あれにサキュバスを酔わせるクスリが入ってたのよ。んで君は泥酔。意識だけこっちに来た。」
・・・・・・・
「まぁ、酔っぱらいのすることだから♪」
・・・うん、お酒辞めよう。
「とても十二歳の発言じゃないね.」
余計なお世話だ!
「うふふふふふ・・・・貴様ごときあぶらデブがワタシに触れる等百万年はやいわ!」
絶好調だな、俺・・・ってか、俺の身体・・・
「ワタシに触れて良いのは・・・・ローラだけだ!!」
わーーーーーーー!何言いだしてんの!!!
「ほほう?やっぱ百合方向に進むのかい?」
うっさいわ!
あ、ローラが鼻血吹いて倒れた・・・
「はぁぁ、面白かった。そろそろ時間かな?これからも期待してるから♪」
何の期待だよ!何の!!
「んじゃ、頑張って~♪」
あい、戻ってきました・・・・ってか、頭いてぇぇぇぇ・・・
これって二日酔いみたいなもん?まじで酒辞めよう・・・
目の前にはあぶらぎっしゅマルコムさんが黒焦げ。
そこいらじゅうに大穴空いてるし、水浸しだし・・・あぁぁ、きれいな庭だったのに・・・
んでワタシはローラに絶賛抱きしめられ中・・・
「・・・お目覚めですか?お嬢様?」
「・・・・ローラ?ごめんなさいね。庭、こんなにしちゃって・・・」
「大丈夫です♪メイがすぐに直してくれます♪」
すげーな、メイ・・・
「・・・ところでお嬢様?」
「ん?」
「・・・・子供は何人欲しいですか? ・・・ぽっ」
「・・・・・」
「私が産みますか?それともお嬢様に産んでいただく方が?」
「・・・・・・・」
「私はいつでもおっけーです♪」
|д゜)




