Alice ventured
アリスは14歳です。ロリ最高。
2日目がやってきた。
朝起きると、メールが1通私のもとへと届いていた。
「今日はフリーです。70年後の街を知るために街を探検するのはどうでしょうか。明日は会談に参加するので、早めに寝るようにしてください。朝食は夕食と一緒のシステムです。」
外出か、それもいいかもしれないなぁ。
そう考えて私は普段着に着替え、朝食を注文した。
今日の朝食はコーンスープとクロワッサン。普通の朝食だったが味は70年前とほぼ変わらなかった。
そして、70年後の外の世界に一歩足を踏み入れた。
空は綺麗な青空で、空気も清々しく、とても気持ちいい雰囲気になっていた。
環境、良くなったんだなあ。私の世界は常に何か霞んでいたんだけど。
そして、周りを見回したながら歩いていたら、後ろから声が聞こえてきた。
「アリスさーん!待ってください!」
私のもとへ急ぎ足でやってきた。
「ハダルさんから道案内しろと頼まれました!ハルカです!」
黒髪で私と同じくらいだろうか、白い花のブーケをしていて、とてもかわいらしかった。
そして私はハルカの道案内を元に、街を歩いて行った。
綺麗な街を歩いていると、あることに気づいた。
「そういえば、街に動物が1匹もいないわねぇ」
街は人だけとなっていて、猫1匹も居なかった。
「これはですねー動物は地下にいるんですね!健康面の問題から、25年前でしたっけ、地下に移されたのですよ。」
なるほど。確かに私の頃には動物が菌を持って来たりなんてことがあったな、一時期狂犬病が流行って大変だったなぁ。こうやって収まったのか。
でもまた1つ疑問が浮かんだ。もう犬と散歩などスキンシップは取れないのだろうか。
「じゃあ、犬とお散歩とかって出来ないのかしら?」
「できますねー」ハルカは大きい施設に指をさした。
「あそこが散歩とかできる施設ですね!中は草原だったり、街中だったり、いっぱいあるんですよー」
私は深く感心した。こうやって文化は深く残っていたのか、70年後の東京は、とても良い所だった。
時刻は夕方となっていた。
いろいろハルカに教えてもらいながら、街を一周し、元の施設に着いた。
「アリスさん。どうでしたか?」ハルカは笑顔でアリスに聞いた?
「とても楽しかった。ありがとう。」
私は部屋へと戻った。
そして私は夕食を注文、今日はカレーライスにした。
カレー届いた瞬間、私は噎せてしまった。
どうやら、インドのカレーを作っていたようだ。
私は散々な目にあってしまった。
鼻水が収まらないまま、私はベッドの上にいた。
「明日は、会談だなぁ・・・」
少し心配はあるものの、私は眠りについた。




