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【詩集】Shangri-La

月待ち

作者: 野鶴善明

浜辺の舟に腰かけて

あなたを見てる

子供みたいに

夜の波と遊ぶあなた


月を待って

月を迎えて

ほの白い体

空に舞ったら


悲しみの数を

忘れられますように



潮はいつか満ち

あなたが砂に書いた

愛の言葉

やさしく海へ連れ帰る


月を待って

月を迎えて

やわらかな香り

風に踊ったら


倖せの数を

そっと数えてみたい



ジーンズをたくしあげ

わたしを誘うあなた

あなたのそばにいれば

怖くない


月を待って

月を迎えて

はかない光

海の道になったら


あなたの手をにぎり

歩いてゆけますように


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