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初めての街。そして、冒険者になる

 エリス・バーミリオンは自分の状況をあまり理解していない。目が覚めたばかりだから、当然である。


「すみません、アリスはどこですか!? 無事なんですよね!? 」

 イキナリ、答えずらい質問をする。それ程までにアリスの事を大切に思っているって事にも繋がるが。

「あ、アリスは……死んだよ。姉である君を助ける為にね」

「えっ!? ……う、嘘よね? 」

 エリスは地面に両手を付けてから「嘘だ、嘘だ」と呟き続ける。


「悲しいのは分かる。アリスの死の原因を作ったこのオッサンにでも八つ当たりするか? 最悪、殺しても良いだろうし」

 キリヤは身体変換メタモルフォーゼで短剣を創り、エリスの近くの地面に突き刺す。この短剣で教祖を殺したければ、殺せと意味を込めて。

「は、話が違うではないか!! 本当の事を喋ったら助けてくれるんじゃないのか?」

 教祖が喚き散らす。

「五月蠅い! また、黙らせないとわからないのか? まだ殺すとも決めてないだろうが 」

 キリヤは五月蠅いので、オッサンを一喝し、黙らせる。


(まぁ殺そうと思っているけどな。エリスがもう狙われないとは限らないからな)


 エリスが地面に刺さっている、短剣を手に取り、オッサンの方にフラフラとした足取りで近づいて行く。


「ま、待て! いや、待ってくれ! 私にも事情があったのだ」

「何で? アリスが死ななくてはならなかったの? ねぇ、何でなの?」

 エリスは短剣を持ったままオッサンに近付いて問い質す。現在、オッサンは『蜘蛛の糸』でグルグル巻きにされていて、反撃はおろか、逃げる事すら出来ない状況だ。


「ちょっと、俺は外の空気を吸いに行ってくるから。何かあったら、そこの分身にでも言っておいてね 」

 エリスはキリヤの発言に完全に気付いていない。決して、ガン無視されている訳ではないと信じたい。キリヤの発言を無視して、オッサンに呪言をみたく問い質す。今は、まともに会話も出来そうにないから、外で時間でも潰すキリヤ。


 キリヤは洞窟の外に出てから深呼吸をする。アリスが死んだ原因はあのオッサンだけど、実際にを下したのは自分だ。そんな自分がどんな表情かおでエリスの傍に居たら良いんだろうか、とキリヤは考える。責任として、エリスの実家までは送るつもりではあるが、その後の事は考えついていない。


(アリスのお蔭でミカエルを倒す事には成功したけど……エリスを見ていると、居た堪れないな)


 キリヤは命の恩人でもあるアリスの墓標でも作る事にする。骨も何も無いけど、せめてもの恩返しのつもりで。


(それが、俺なりのケジメかな)

 その時、突然に声が聞こえる。

《私の事は気にしなくて良いのにぃ》

 この声には聞き覚えがあった。アリスの声だ。しかし、アリスはこの世にはもう居ない。キリヤ自身が喰らったからだ。


「誰だッ!? どこに居る? 何故、アリスの声なんだ……」

 キリヤの『闇夜之暗殺者ナイト・アサシン』の索敵を使っても、何も感じられない。


《私、メリーさん。今、貴方の後ろにいるの》

 キリヤは勢いよく、後ろを振り返る。


(メリーさんだと!? 都市伝説じゃないのか!?……落ちつけ、ここは異世界だし、メリーさんが実在するカモしれない)

 

 キリヤはいつメリーさんが出ても、反応出来るように周囲を警戒する。ミカエルとの戦闘中の時に匹敵するほど集中力で周囲の探る。新たな敵の可能性を考慮し、エリスの傍に戻る事も視野に入れて、少し様子を見る。



《キリヤさん、ごめんなさい。私です。アリスですよ》

 アリスの声がキリヤの頭に響く。


「何だと!? 俺の所為でアリスは死んだんだ。間違えるわけないだろっ! 何処だ! 出てこい!!」

 キリヤは周囲を睨みながら、大声で叫ぶ。それでも、誰も出てこない。当然、気配さえも感じられない。


(まさか…アリスの幽霊とか?……なんてな。あるわけないか。ハハハハ)

 幻聴の可能性もあると、キリヤは深呼吸する。しかし、まだ声は聞こえる。


《キチンと説明しますね。キリヤさんの能力の『弱肉強食』は自分より弱い存在にしか発動出来ないんですよ。読んで字のごとくね。それを私との『魂之契約ソウル・コントラクト』の対価にする事で私に『弱肉強食』を発動する事が出来たのです》


 この声の主をアリスと仮定し、キリヤは話し掛ける。


「その話が本当なら、アリスは俺より強者という事なんだろ? なら、何で俺にエリスの救出を頼んだんだ? 俺より強者ならその方がお手軽だろ」


《どんな存在にもランクがあります。私の存在のランクがあの時点では上だったんです。ランクが上だからって戦闘が得意とは限りませんよ》

 

「確かにな。そこは理解したが、何でアリスは生きているんだ?」

 生きている事は嬉しいが、疑問は尽きない。


《えっとね、生きている訳じゃないんだけどね。キリヤさんの中に自我が残っているだけなんだよね》


「つまり、俺以外には見えないし、認識もされないって事か?」

《はい、簡単に言うとそうです》

 キリヤはこの時には、声の正体をアリスと信じていた。


「そうか……エリスにも認識出来ないなら、意味ないな」

 キリヤは今のエリスの状況を少しでも良くしてやりたいと思っていたので、残念に思う。


《まぁ、方法が無い事は無いんだけどね》

「そうか、やっぱり無いn……えっ!? あるの?」

《はい、ありますよ。かなり簡単な方法で》

「マジか!? じゃあ、してくれ」

《マジです。少しの間、身体を借りますね》


 身体を借りるって何!? とキリヤが言おうとすると、言葉を発する事が出来ずに身体が勝手に動き始める。


「やっぱり、生きている身体って良いですね」


《身体の主導権奪われたのか?……後で返してくれるんだろう?》

「あまり、動じないんですね。安心して下さい。すぐに返しますよ」

《さっきから会話が出来たんだから、逆に入れ替わっても不思議じゃないからな》

 キリヤは身体の主導権を奪われたことに内心ではビビっていた。


 アリスは分身を創り『身体変換メタモルフォーゼ』でアリスの身体に変換してから口づけをする。


「おい! 自分の分身で創った女の子とキスしていたら、俺が変態みたいじゃねーかよ」

(ん? 身体が元に戻っている……アリスはどうしたんだ?」


「うん、自由に動ける身体って最高ですね」

 キリヤの目の前にいるアリスの姿をした分身が喋り出す。


「そんなのアリなの?」

 アリスは微笑みながら応える。

「はい、アリですよ。これも、キリヤさんがチートだからですね」

 キリヤは自分の能力に驚きを隠しえない。そして、自分の能力なのにアリスの方が使いこなしていることにも。


「まぁいいや。アリスはさっさと、エリスの元に向かってやれ」

 キリヤは洞窟を指しながら声を掛ける。


「そうでした。今から行ってきます」

 アリスは洞窟に向けて歩き出した。キリヤも追うように歩きだす。



アリスは見事に復活? を果たし、洞窟の中に向かう。すぐにエリス達の居る場所に到着した。


「姉さん、無事で良かったです」

 エリスがオッサンに呪言を唱えていたところに急に後ろから声をかけるアリス。アリスもオッサンも二人とも驚愕する。


(おい! 空気読めよ! ……いや、よんでるけどさ。イキナリ過ぎるだろう)


「えっ!? ア、アリス…なの? 良かった、生きてたのね」

 エリスもアリスの無事を確認できたからか、呪言を唱えるのを止めていた。

「はい。この人―――キリヤさんのお蔭で助かりました」

 エリスがキリヤの方に向き、頭を下げる。


「アリスを助けて下さってありがとうございます」

「うん、いいよ。気にしなくて」

 これが、キリヤとエリスの二人が初めてマトモに会話した瞬間であった。



「えっと、これからどうするんだ?」

 いつまでもこんな洞窟に居るのも変なので、キリヤは移動をしようと提案をした。

「そうですね、ここは街からかなりの距離っぽいですしね。早めに移動を開始した方が良さそうですね」

 キリヤはある事を忘れていた。

「このオッサンをどうするか、決めた? コイツを連れての移動は面倒だからこの場所で始末する方が楽なんだけど……どうしたいかな?」

 キリヤはアリス達に訊ねる。

「ここに放置していきましょう」

「人を殺すのは……ちょっと……」

 

 放置ってけっこう酷い事をアリスは言った。

《キリヤさん、聞こえますか?》

 突然、頭の中にアリスの声が聞こえてきた。テレパシーか?か、と考えながえあも普通に応答する。

《ああ、聞こえているぞ》

 これで通じているのかは不明だったが、問題は無く通話ができた。

《あの人はここで殺した方が良いですよ。『召喚術』の能力スキルも持っていますしね》

《ああ。それは俺も気づいてる。だから、俺も殺しておきたいと思っているんだ。それと、一つ聞きたいことがある……アリスの今の身体の『ステータス』ってどんなの? 》

 あのオッサンが『召喚術』を持っている事に気付いたのは何でだ? アリスは、現在は『神眼ゴッド・アイ』はおろか能力を所持していないはずだ。


《お答えしますね。でも、その前に移動しましょう。詳しい話はその後で》

 キリヤは了解と伝え、アリスとエリスに先に洞窟の外で待っておく様に伝える。アリス達が洞窟を出てからここにはキリヤと教祖のオッサンしか残っていない。


「約束通り、私は全て話しただろう。早くこの糸を外してくれ」

 オッサンは地面に糸でグルグル巻きにされた状態で懇願する。

「まだ、助けるなんて言ってないんだけど」

「おい! 助けてくれるんじゃなかったのか!? お前の目的はなんなんだ!?」

 キリヤは大鎌を創り、オッサンに向けて黙らせる。

「少し五月蠅い! オッサンは俺の能力を見過ぎたから口封じの為に殺すが、安心しろ。良い夢を見ながら殺してあげるから」

 キリヤは『闇夜之暗殺者ナイト・アサシン』の幻術を試す。オッサンはピクリとも動かなくなった。今頃、一国一城の王にでもなった夢を見ている筈である。その直後に大鎌で首を斬り落とす。魂は捕食者プレデターで吸収する。結果、『召喚術』が手に入った。


 それから、何事も無かったかの様に洞窟の外に向かって移動を始める。

「二人ともお待たせ。これから、移動を始めようか」

 キリヤは言い終わると、分身を二体作成する。分身はミカエルと同じ純白の翼を背中から生やしていた。一応、ミカエルの翼である。


「じゃぁ、分身に掴まってね。空を飛んで行くから」

 本物オリジナルも翼を生やす。エリスは驚いて、声が出ないみたいだ。アリスは当たり前の様に分身の前に移動する。


「落ちられても、困るからお姫様抱っこで運んで」

 キリヤは分身達に指示を出す。

「えっと、キリヤさんは天使なんですか?」

 エリスはキリヤに恐る恐ると質問する。

「天使なワケないだろ」

 それだけ伝えると分身達がアリス達をお姫様抱っこして飛行を開始した。キリヤも飛び上がり、進路を二人に聞く。それから街の方角に向かって、飛行を開始した。

 キリヤの役割は『風流操作』を使い、アリスとエリスを気圧や突風から守る事と

 近づいてきた魔物の駆除だ……ほどんど居ないのだが。



 洞窟から飛び立ってから約、五時間が経過する頃にやっと街が目前に見えてくる。これまでの長い道のりであった。何度か休憩を挟みながら移動したとはいえ、疲れる。この身体は基本的に疲れを感じない気もするんだけどね。精神的な疲労だろう。


「そろそろ、降りるよ。目立つのは勘弁だからな」

 辺りはまだ陽が落ち切っていないから十分に見えるから気をつけなくては。闇夜之暗殺者ナイト・アサシンの隠密の効果で見られる心配はないと思うが、油断せずに行く。

 キリヤはアリス達に声をかけてから街から少し離れた場所に着地した。キリヤの分身もすぐにキリヤの後を追うように地面に着地をする。


「ここからは歩いて行くから」

 それからキリヤ達は街道を二十分程、歩いてから街を目指した。


 街の入り口の門には見張りの兵士達がいる。

「二人は市民カードがあるんだっけ?」

 キリヤは二人に確認を取る。市民カードとは身分証の様な物だ。冒険者の持つギルドカード以外にもいくつかの身分証がある。


「うん、あるよ」

「鞄は無事でしたからね」

 残念ながら、キリヤは身分証を持っていないから金を払わなければならないらしい。洞窟で荷物を漁ったから、それなりの額は持っているんだけどな。


「はいはい。君達、三人だけ? 女の子だけの旅は危ないから気をつけてね。

それから、身分証の提示を頼むね 」

 門の前に着く。キリヤ達は門番の指示に従い市民カードをアリスとエリスは提示する。キリヤはと言うと……


「すみません、魔物との戦闘で鞄を森に落としたらしく、身分証が無いので仮の身分証をお願いします」

 勿論、嘘である。

「ああ、わかった。銀貨一枚になるけど、大丈夫かい?」

「はい。ありがとうございます」

 キリヤはポケッとから銀貨一枚を取り出してから、支払う。

「わかった。少し、待っていてくれ」

 兵士は詰所の方に小走りで移動する。少ししてから、戻ってきた。仮の身分証を受け取ったキリヤは門番にお礼を言ってから門を潜る。


「そういえば、アリス達って攫われたんだろう? 門番に身分証を見せても何の反応も無いんだな」

 キリヤ達は現在、冒険者ギルドに向かっている。理由は簡単だ。キリヤのギルドカードを作る為だ。移動の間に俺達は会話をしている。


「多分ですけど、上のお偉いさん方が情報規制してるんだと思いますよ」

「それに、私達が攫われたのって二日前だしね」

 アリス、エリスの順で答えてくれた。


 街の中を歩きながら、キリヤは思う。

(つくづく、ファンタジーの世界なんだな)

 街の様子は中世のヨーロッパ。行った事なんて、無いから勝手なイメージではあるが。建物は煉瓦レンガのものが多い。そして、街の中は活気に溢れている。


「あっ! ここですよ。冒険者ギルド」

 周囲の人に道を聞きながら、ギルドの前まで到着する。建物は大きく、看板に剣と盾のマークが描かれている。


「そういえば、キリって冒険者登録できるの?」

 エリスが小声で「魔人ですけど」と付け加えて訊ねる。今更だが、エリスとも大分打ち解けれた。今ではキリって愛称で呼ぶほどだ。

「えっ? ダメなのか?」

「私に聞かれても、わかんないんだけど」

 

 キリヤの事情も説明しておいた。アリスが大丈夫だと言うので。


「一応、この身体は人間仕様だし……大丈夫かな?」

 キリヤの現在の身体は身体変換メタモルフォーゼを使い、人間仕様になってある。身体の構成もそれっぽくしたから大丈夫だと思うが若干、不安になる。


 キリヤ達は意を決して扉を開け、ギルドの中に入る。ギルドの中にはそれなりの人数が居た。クエストボードみたいなの前で依頼を探している人や仲間と食事をしている人が居た。時間帯が微妙だけど、思ったより人が居た。そして、イメージより清潔感があった。イメージだと、小汚い酒場みたいだと思っていた。勝手な偏見だけど。


「受付はあっちみたいですね」

 アリスが受付の方に指を差しながら、教えてくれる。

「じゃあ、登録してくるかな」

 キリヤ達は空いている受付に向かう。


「すみません、冒険者登録がしたいんですけど」

 キリヤの前に猫耳の美少女の受付嬢が居た。アリス達には劣るが。


「はい。畏まりました。登録料に銀貨一枚が必要ですけど、宜しいでしょうか?」

 キリヤは「はい」と答えると、猫耳の受付嬢が「少々お待ち下さい」と言ってから奥に移動して専用の道具を取りに行く。


 待つ間が暇なので、この世界の通貨についてアリス達に教えてもらった事を復讐する。

 単位はGゴールドだ。半銅貨が50G銅貨が100G。半銀貨が500G銀貨が1000G。半金貨が5000G。金貨が10000G。黒金貨が50000G。白金貨が100000Gである。

 十進法みたく、半と黒があるが10倍ずつだからわかりやすい。


 少ししてから猫耳の受付嬢が帰っ来る。

「このカードに血を一滴垂らして下さい」

 銀色のカードとナイフをキリヤに差し出す。

「わかりました」

 キリヤはカードとナイフを受け取り、言われた通りに血を一滴だけカードに垂らした。すると、カードが一瞬だけ輝く。

「次はお名前を記入しますので、お名前を教えてください」

 普通は名前を記入してからじゃないだろうか? いや、知らんけどな。

「キリヤ・エルロードで」

 この名前がキリヤの新しい名前である。此処に来るまでに三人で考えたのだ。キリヤ・キリサキだと、目立つらしい。まぁ、和名だから仕方ないか。そこで、二人に相談してから考えたのがキリヤ・エルロードだ。この世界では『エールロード』で恩人とかの意味があるのだ。アリスの記憶からの情報です。


「はい。以上で登録を完了とします」

 そう言い受付嬢はギルドカードを手渡す。キリヤはギルドカードに目を通す。書かれている内容は至ってシンプルであった。


 名前 /キリヤ・エルロード

 ランク/F

 称号 /無し





ステータス

名前/霧咲霧夜(仮)

種族/上級魔人《ユニーク天魔人》

能力スキル

通常ノーマル/『剛力』,『遠吠え』,『鎌鼬かまいたち』,『蜘蛛の糸』,『罠師』,『飛翔』,『鑑定』,『盾術』,『アラーム』,『裁縫』,『暗算』,『杖術』,『槍術』,『話術』,

稀少レア/『風流操作』,『聖気』,『神聖術』,『鎌の担い手』,『水魔法』,『光魔法』,『火魔法』,『土魔法』,『召喚術』(new)

固有ユニーク/『能力進化スキルアップ』,『癒しの光』

,『天賦の才・智』,『身体変換メタモルフォーゼ』,『猛毒魔法ポイズン・マジック』,『天使武器エンジェル・ウェポン


伝説レジェンド/『神眼ゴッド・アイ』,『闇夜之暗殺者ナイト・アサシン』,『捕食者プレデター


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