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14話:本日の主役です


イエロー「待て待て待て、昔の人が言うてたやろ?『生きてる間に頭使え』って。」


俺「えっ?どういうこと…?」


レッド&ピンク「……プ、プッ……」


ブルー「はっきりアホって言わないとわからない。」


レッド「ぶわはははっ!!」


ピンク「ちょっと、フフフッ、もう、だめ。ウフフフフッ」


俺「くっ…!!!」


イエロー「分裂体はここから動いてへん。やってたことは?」


俺「この異常領域の解析。」


イエロー「他には?」


俺「ブルーと通信。」


ピンク「ほんとにイエローって、キャラがもったいないわよね。」


イエロー「えっ?褒めながらケンカ売った?」


ピンク「つまり、通信を止めてみるのね。」


ブルーが分裂体との通信を止めると、カウントダウンが止まる。


イエロー「なっ。」


レッド「なにが『なっ。』やねん得意げに(笑)。時間飛ぶんは?」


イエロー「こっちにきて分裂体と、物理的に距離が近なったやろ。分裂体に強めに干渉しようとしたから飛んだんちゃうか?知らんけどな。」


ブルー「分裂体の解析を強めに再開する。」


[SYSTEM LOG]


103:12:08 - ログアウト

100:10:59 - ログアウト

099:59:59 - ログアウト


俺「ストップやっ!めっちゃ進んでる!」


ピンク「イエロー。さすがよね。」


イエロー「なっ。」


レッド「なにが『なっ。』やねん得意げに(笑)。」


俺「得意げなんええけど。どないしょ?とりあえずロジックボムについて調べるか?」


レッド「こいつ、俺らの"返事使いまわし"を完全スルーした。まぁええわ。」


俺「ロジックボムについて調べてみたけど、対処法は大きく分けて4つあるっぽい。」



ロジックボムとは

特定の条件(日時、イベント、条件)で悪意ある動作を実行するプログラム。

データ破壊、システム停止、情報漏洩などを引き起こす。


1. 仕込まれんようにする(予防策)

・セキュリティソフト入れとく

・プログラムのコードちゃんとチェックする

・管理者権限をむやみに渡さん

・バージョン管理しといて、怪しい変更がないか確認


2. 仕込まれてないか探す(発見方法)

・変な動きしてへんか監視する

・ログを見て、不審なプロセスやファイル改変がないか確認

・プログラムを分解して(逆アセンブルとか)、怪しいコードを探す


3. 作動してしもたら(発動後の対応)

・まずネットワーク切る(被害広がらんように) ・ちゃんとしたバックアップから復旧する

・ロジックボムの条件を書き換えたり、コード削除したりして無効化する

・どこから侵入されたか調べて、次回の対策に活かす


4. もう一回仕込まれんようにする(再発防止)

・会社とかやったら社員教育する(怪しいもん開くなとか)

・セキュリティポリシー見直し(コードレビュー徹底するとか)

・ファイアウォールやEDR(エンドポイント防御)みたいなん導入




俺「まぁ、ざっくりこんな感じか。」


イエロー「みえたな。今日の主役は電柱。お前や。」


俺「…ってことは、俺のプログラム構築で発動条件を改ざんやな?」


イエロー「せや。発動条件を改ざんできたら、このロジックボムは無効化できるはずや。」


ブルー「ただし、プログラムの書き換えは慎重に…。適当にいじると別のトリガーを引く可能性がある。」


ピンク「それは怖いわね。でも、ここまで来たらやるしかないわ。」


俺「……OK、やってみる。」


俺「ピンク、こいつを数秒落とす(遮断)こと出来るか?んで、落ちとる間にイエローとレッドでこいつの弱点解析してくれ。」


ピンク「分かったわ。でも8秒が限界。8秒を超えると私自身へ負担がかかりすぎるわ。」


イエロー「8秒もいらん。」


レッド「3秒や。」


(カチッ)


レッドとイエローの解析が始まった。システムの深部にあるコード、そこにあったのは…。


俺「……なるほど。タイムスタンプの改ざんか。」


レッド「ってことは、時間を"いじる"か"止める"かやな?」


イエロー「いや、逆に"進める"っちゅう手もある。ロジックボムの発動条件を過ぎたことにすれば、もう発動せえへんかもしれん。」


俺「タイムスタンプって、ファイルの作成日時や、チャットの送受信時刻のことやな。」


ブルー「何かのイベントが発生した時間を記録することに使われる。 コンピュータでは「UNIXタイム」という形式で、1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数で表されることも多い。」


俺「そのイベントがカウンドダウン終了と同時に強制ログアウトって、楽しすぎるやろ!!今日を来月に改ざんや。」


俺はコードを改変し、システムのタイムスタンプを強制的に未来の値に設定する。 一瞬、画面が乱れ――


[SYSTEM LOG]


098:00:00 - ログアウト

097:59:59 - ログアウト


[ERROR] タイムスタンプ異常検出。

プロセス終了。


ブルー「……成功か?」


ピンク「カウントダウン、止まってる……!」


俺「やった……!ロジックボム、無効化成功や!!」


イエロー「なっ。」


レッド「なにが『なっ。』やねん得意げに(笑)。」


俺「得意げなんええけど、ベースノード帰ってから実は…って俺を落とすんはやめてくれよ。マジで凹む。」


レッド「俺らの"返事使いまわし"気づいてないんか(ボソッ)」


ロジックボムを無効化し俺は、みんなの方へ笑顔で振り返った。


俺「……!!!…なにそれ?」


イエロー「ここをどこやと思ってんねん?異常領域やぞ。お前、前にレッドに助けてもらってるやないか。」


レッド「想定内や。」


ブルー「既定路線。」


ピンク「て、言うか気づいてなかったの?」


そこには、かつて戦ったフィッシャーやキーロガー、ラグが転がりデータ片となりながら消滅していく。さらに…


俺「こいつなんや?見たことないぞ。」


ブルー「ランサムウェア」


レッド「あぁ、そいつか?なんや物陰からコソコソ俺の分裂体動かんようにして『動かして欲しかったら金出せ』言うてきたらかフルボッコや。」


俺は転がっているそれをハッキングした。


ランサムウェア(Ransomware) → データを人質に取って金銭を要求 ・PCやスマホのデータを暗号化して使えなくする ・犯人は「金を払えば解除キーを渡す」と脅迫 ・企業や病院なども標的にされるが、個人も被害を受ける


俺「(これって、まぁまぁややこい敵とちゃうん?)」


俺は、ロジックボム無効化に喜ぶことができずに一言、「帰るか…」と言うので精一杯だった。


レッドとイエローが分裂体を出し、俺達はベースノードに帰った。



ロジックボム・ランサムウェアの説明にGeminiやChatGPT使ってます。どう書けば分かりやすい説明になるのか…スタイル定まってません。

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