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英雄の腕輪2

神、といっても非常に多くの神がいるため、戦闘能力のない神ならば腕に自信のある者ならば容易に倒せるだろう。

それに、神は魔法とは違う、神秘とよばれる術を使う。

それには一定時間たつと復活できる術がある。

俺は使えないから詳しくはわからないが。

まあ、俺は強い神に戦いを挑むんだが。

とりあえず、強そうな不死と屍を司る女神にでも戦いを挑むか。

勇者の力と破魔の勇剣でなら勝てるだろう。

そんな感じでぶらぶらしていたらお目当ての神を発見した。

天界はそこまで広くなくていいな。

全部終わったらここに住むのも良いかもしれない。

「すいませーん。不死と屍を司る女神ですか?」

「え?・・・あっはい。そうですけど。」

本人は戸惑っておられるようだ。

まあ人間に話しかけられたら戸惑うか。

「ちょっと、()り合いませんか?」

「え?ヤり合う?・・・ちょっと何言ってるかわかんないです。」

ん?語弊が生じている?

「えっと、殺し合うってことです。」

「あぁ、なるほど。いいですよ。せっかくなので最高の一撃をどうぞ。」

と言われたので破魔の勇剣を抜く。

「では、行きます。」

剣を構え、魔法を発動する。

俺は魔法で戦うよりも剣で戦う方が得意だ。

だから俺が最も得意な魔法は、剣魔法。

この魔法はとても単純で、魔力を剣に纏わせ切れ味や強度を強化する。

そして、俺は剣に魔力ではなく、魔法を纏わせることに成功した。

俺が習得している戦闘用の魔法を全て剣に纏わせる。

勿論、全て最上級だ。それを何度も重ねて掛けしていく。

そうしてできた剣は虹色に、されど控えめに輝いていた。

その剣を大きく振りかぶる。

その瞬間、世界が揺れる。

とはいえ、力は刃から漏れずに凝縮されているので魔法が放たれたのではない。

単純に踏み込んだだけだ。

そして、刃が女神に当たる。

「私は不死を司る女神ですよ?そう簡単には・・・え?ちょ、やば」

女神はその瞬間消えた。

多分、剣の力の総量に耐えきれなかったのだろう。

これを放出すれば天界とそこにいる神を全員殺しても人間界を消せる位のお釣りはくると思う。

まあ、いいや。欲しいものは手に入ったし。

俺は地面に落ちた黄金に光る小石ほどの大きさの宝石を拾う。

「英雄の欠片、ゲット!」

後は、戻ってきてなんやかんやしたら完成!

全部錬金窯に入れて魔力注ぎながらかき混ぜるだけなんだけどね。

えっと、ステータスはーっと


アイテム名:英雄の腕輪

タイプ:装備(装飾)/腕輪

特典:属性攻撃吸収。状態異常無効。呪い無効。即死無効。精神攻撃無効。覇気無効。破壊無効。視力上昇。身体能力向上特大。使用者にバフ‹英雄›を付与。

ステータス:防御力/+1024 素早さ/+512 魔力回復率/+80% 耐久値/∞

説明:人類最高峰の装備の一つ。使用者を英雄へと相応しい人物へ昇華させる。

偉大なる神の叡智の結晶であり、人類の血と涙の結晶でもある。

大いなる平和をもたらすだろう。


説明がちょっと意味わからないけどまあいいや。

英雄の腕輪も無事ゲット!

「勇者様ッ!勇者様はおられますか!?」

と何やら慌ただしい様子で駆け込んでくる一人の兵士。

「どうした?王様か誰かから呼ばれたか?」

「いえ!それどころではっ!実は・・・第一王女殿下が魔王国領遠征中に魔王軍に攫われてしまって・・・。」

兵士は、それが今、魔道具により緊急連絡されたことと、部隊に大きな損害はないものの、指揮官のいない中での戦闘は非常に困難を極めるとのこと。

俺は転移でその場に向かった。

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